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追跡フェイズB

■追跡シーン1/騙

GM:最初の行動をお願いします。
ミスカ:基本攻撃の指定特技を変更したい。
アンドルー:ニムロデの矢1ラウンドの間だけ使用不可能になった特技を復活させられる再殺武装。は……
ミスカ:取る余地がない。
アンドルー:だよねー。
キアラ:早い所幸運のお守りをもらっちゃったほうが。
アンドルー:騙、意外と感情上がってないな。
騙:節約しましたからね。
ミスカ:後半戦の要は騙ですよ。
GM:早くこいつ殺さないと。
キアラ:がんばって守らないと。
アンドルー:アンドルーはもうアビリティ使えないし妨害連発する感じでいいかな。
ミスカ:誰かに乗り物あげたい。どこかのタイミングで渡します。

相談の結果騙がアイテム調達をすることに。

騙:病院の中でアイテム調達をします。
GM:病院シーン表をお願いします。
騙:(コロコロ)5。
GM:また屋上かよ。
騙:もっかいもっかい(コロコロ)食堂。
アンドルー:お、興奮バナナ。
ミスカ:シャッフルされたせいでいろいろ混じってたりしますよね。
GM:なぜか点滴台があったりします。
騙:「じゃあ、役に立つモン探すから、お前らはここで休んでろ。特に、オッサンの手当て頼むぜ、二人共」オッサンをなだめておきます。
キアラ:「おう」
アンドルー:「……油断は、するなよ」(力なく)
騙:興奮剤3つと幸運のお守り1つを入手します。その前に……どなたか幸運のお守りを持っていませんか?中毒症状というわけではなく、アイテム入手判定の保険として持っていたい模様。
キアラ:それが誰も持ってないんです。
GMなんで誰も持ってないんですか?
アンドルー:使いきったからだよ!
ミスカ:キアラに乗り物渡しておきまーす。「このシーツの血の臭い、嗅いでおくと辿れるんじゃないですか」
キアラ:「ナイスアイディア」受け取ってくんかくんかする。
アンドルー:なるほどな、犬だから。
ミスカ:これで乗り物渡したことにしました。
騙:9以上で成功。《日常》で判定します。
GM:激情は使いますか? どうせ失敗するでしょ
アンドルー:ひどい。

騙◆《日常》判定/成功。

騙:こういうときかっこつけるのが私ですよ。
GM:でもやってることは物漁りですよ。
騙:食糧を発見します。なんだろう……病院食?
GM:病院の食堂でも普通にカレーとかありますよ。
ミスカ:カレーの鍋とか持ってくればいいんじゃないの?
アンドルー:すごいな、カレーでテンションアップ。
騙:それが興奮剤と幸運のお守りになります。
GM:まあ、魔導物語だとカレーはHP回復アイテムですからね。
騙:「おい、食料だ。どうせ腹減ってんだろ」
ミスカ:カレー!!
騙:「腹が減ってはなんとかって言うだろ、今の内に食っとけ」
キアラ:「お、うまそうじゃん」
ミスカ:「ちゃんと福神漬けもある!」
アンドルー:「……肉はキアラが食え」(肉をよけつつ)
キアラ:「ワーイ、じゃぁニンジンあげる!」
アンドルー:脅威のコンビプレイ
騙:(待ってろよ……マツリ)もぐもぐ
GM:腹減ってきた。
騙:幸運のお守りはキアラに渡しておきます。

アンドルー以外の三人が興奮剤を使用して「怒り」に。

■吸血シーン1

GM:騙の幸福を破壊します。「3DS」。
騙:マリカが。
GM:まだ病院にいたことにしましょう。シーンは(コロコロ)待合ホール。騙が一人で待合ホールに戻ってきた所、隠れていたヘクターが襲いかかってきます。

マツリ◆《退路》判定/失敗。

GM:あら、「幸運のお守り」使います。
騙:3DSぐらいは……。
GM:騙くんの幸福は破壊したいですねぜひ。

マツリ◆《退路》判定/成功。

騙:こいつごときに壊されるなんて。
ミスカ:マツリは壊したくないんじゃない?
GM:どうかな。ヘクターはカタリを奇襲します。大したことのない攻撃なんですが3DSを落としてしまいます。うろたえてくれるとやりやすい。
騙:杭で攻撃を受け止めたけど3DSが落ちて、それを拾おうとします。
GM:それを目ざとく見つけて踏みつけにします。
騙:いたっ。「あっ!!」
GM(ヘクター):「なんだよ、このゲーム機がそんなに大事なのかぁ?」
騙:「離せよ……」
GM(ヘクター):「やっだねぇ」
アンドルー:騙は退路潰れてもそんなに……。
騙:せやねんけど、誘惑に弱くなる。
GM:勢い良く脚を振り下ろして踏み潰そうとします。妨害します?
アンドルー:僕が行こう。
GM:特技は(コロコロ)《かわす》。

アンドルー◆《かわす》判定/成功。

GM:感情にプラス3してくださいね。
アンドルー:包帯でぐるぐる巻きにされた脚を引きずりながら「その足をどけろ!」と鞭で後ろからベチコン。
GM:尻を押さえて片足でぴょんぴょんしながら罵倒します。「ヘッ、随分とお優しいじゃねーか」
騙:「オッサン! あんた、大丈夫かよ」
アンドルー:判定《かわす》なんだよな……なにをかわそう。(考え)言葉をかわそう。
騙:そういうかわすなんや。
GM:かなり強引だな。いやまあ、いいんですけどね。
アンドルー:体当りさせてもらおう。「貴様らに、それを……思い出を、尊厳を、踏みつけにする権利はないッッ!!」
GM(ヘクター):「チッ、ボロボロの身体でいきがりやがって……! どうせテメエら、全員死ぬんだよッ!」その迫力に負けてすごすごと引き下がろう。
アンドルー:情けねえ。
GM:しょせん血徒ですよ。
ミスカ:相当脅かされたよね、ヘクターに。
GM:だいぶ演出で助けられた。こいつがいなかったら全然幸福破壊できない。
騙:「あっち行ってろ!」
アンドルー:「禍月の少年……俺は、そしてキアラや……或いはミスカも、お前の目で見れば奴らと同じ、化け物に見えるかもしれない。だが……この一点、それがどんな悲劇であっても過去を負って前に進むこと、その誇りさえ……くっ(足が痛い)……だから、許すな。怒れ。過去を、誇りを、踏みにじるモノを……」
ミスカ:かっこいい。
アンドルー:はたから見たら化け物同士の内輪もめに見えるからなこれ。
騙:「……見くびってくれんなよ。姿形がバケモンだとか、本質はそこじゃねえ。まともだろうと、バケモンだろうと、テメエを傷つける敵だけを倒しゃあいいんだろ。戦ってやるさ……たとえ、相手がマツリでも」アンドルーへの関係が上がります。「嫌悪」を変えようかな。こいついいやつだ。
アンドルー:お、変えられるんだ。
GM:しかもこれで関係があふれるのか。
キアラ:すばらしい。
騙:「憧憬」で、2になった分……ごめんねマツリ。
GM:殺してやる。せっかく稼いだ関係が。【侵食】で一生懸命稼いだ関係が。
騙:あはは(笑)。

■追跡シーン2/キアラ

キアラはカレー屋でカレーを食べつつまだ食うのかよ。狩人の店員に符丁を出して輸血パック・幸運のお守り2つを入手する。
判定には失敗するも激情を消費してなんとか成功に。
輸血パックを騙に、幸運のお守りをアンドルーとミスカに渡す。

■吸血シーン2

GM:ミスカの幸福、「すあま」を破壊します。
騙:わあひどい。すあま壊れたら攻撃どうなるんや。
GM:なんか失敗しそうな気がするから先に判定するか。《人脈》を《開ける》から代用判定。

マツリ◆《人脈》判定/成功。

GM:演出します。シーン表ふりますね。(コロコロ)道端。ミスカが道端を歩いていると路地の入り口に差し掛かった所で引きずり込まれます。そこにはマツリがいます。
ミスカ:「うわっ」
GM(マツリ):「こんばんわ」
ミスカ:「もがもが」
GM(マツリ):「ちょっとお前には聞きたいことがあるんだよね」
ミスカ:「もが」
GM(マツリ):「お前さァ……カタリの、なんなの?」
ミスカ:ぺっぺっ。口に入った血を吐く。「友達だよ あと狩人仲間」
騙:これはこの場にいないのにヒュンってなるな。
GM(マツリ):「ともだちィィ? 嘘だな。知ってるんだぜ。男女の間に友情は成立しないって」俺は知能指数が高いからな。
ミスカ:「はぁあ? じゃあ何? あんたはカタリの彼女だったって言いたいわけ?」
騙:胃の辺りがキリキリしてきた。
GM(マツリ):「……」
ミスカ:「違うんだったら、口を挟まないでくれる?」
GMひぃぃぃかなり怖かった。。でも別に言い返せないよな。彼女でもなんでもないし。
ミスカ:こっちが幸福を壊してるみたいになっちゃったじゃん!
GM(マツリ):「クソが……いいよ、お前がわたしから大事なものを奪うっていうなら……」いつのまにかすあまが捕まっています。
ミスカ:「すあまっ!」
GM(マツリ):「わたしもお前の大事なものを奪ってやる!
ミスカ:最っ低っ!
アンドルー:妨害入るわー。
GM:指定特技は(コロコロ)《落ちる》。
キアラ:遠い。
ミスカ:アンドルーならできるもん!
騙:アンドルーならやってくれるって信じてるもん!
アンドルー:期待が重い。

アンドルー◆《落ちる》判定/失敗。

アンドルー:乗り物使用して成功に。自転車をぶん投げる。
騙:投げた!
ミスカ:鍵の意味ねえ。
GM(マツリ):「あべっ」顔にあたった。すあまを取り落とす。
アンドルー:「すまないな。手近で丁度いい大きさのものがなかった」
アンドルー:「面白い仮説だったが、俺とキアラの間にパートナーシップ以上のものがないことも覚えておいて貰おうか」
GM(マツリ):訊いてないよ!「うううー!
ミスカ(すあま):「にゃーん」(すまねえな、俺もやきがまわったもんだぜ)
GM:しゃべったぁ!
ミスカ:しゃべってないよ。
アンドルー:「にゃーん(礼には及ばん)」
ミスカ:「ありがとう!」
GM(マツリ):「み゛ん゛な゛わたしの邪魔をするううううううう!」乙女走りで逃げていきます。
騙:完全に修羅場の女子。
キアラ:昼ドラが始まった。
ミスカ:「ふん、いい気味よ」
GM:こわいわ。
ミスカ:完全に敵視してますからねいろんな意味で。
アンドルー:「男と女である以前に、狩人と吸血鬼の間に、何の絆が成り立つというつもりだ」(フッ……)
GM:アンドルーは感情3上げておいてくださいね。
ミスカ:マツリへの関係なくなっちゃいましたー。
GM:えーん。せっかくバイトが終わった後空いた時間にためた関係が。

■追跡シーン3/ミスカ

ミスカ:先自分が行こう。基本攻撃の指定特技を変えまーす。今までは反射神経で戦ってたんだけど、市街戦になったので隠れて攻撃するようにします。どこからともかく腕や猫が降ってくるように。

ミスカ◆《隠れる》判定/スペシャル。

GM:せっかく削ったモラルが。
騙:ミスカ全員に関係持ってる。
ミスカ:めっちゃ妨害したからね。
GM:毎日一生懸命削ったモラルが。
ミスカ:最終決戦の場所って決まってます?
GM:決めてないですね。流れで決めます。
ミスカ:そこに追い込む形にしよう。シーン表で(コロコロ)廃墟。騙と会った廃墟に追い込む。知ってるから有利。「あそこなら地の利が利く。有利に戦えるはず……」

■吸血シーン3

例によって録音しそこねていたので、このシーンも乏しい地の文でお送りします。

GM:アンドルーの「人間性」を破壊したいです。
アンドルー:じゃあさっきのシーンの続きで、アンドルーが廃墟へと追い立ててるという感じで。
GM:いいでしょう……では、廃墟でフレーバー戦闘などしつつマツリと会話しますか。
アンドルー:「その醜い姿は、貴様の醜い内心の発露だ!! 禍月を想う心が少しでもあるならば、それが永遠の拷問をしく事と変わらない事がわかる筈じゃないのか!?」
GM(マツリ):「フン、片足でなかなかやるじゃんよ、オッサン……」
アンドルー:「はっ、丁度良いハンデだ!!」
GM(マツリ):「わたし寛大だからさ……さんざん邪魔してくれたことは許してあげるよ。寛大だから。それよりさあ、ちょっとあんたに提案したいことがあるんよ」
アンドルー:「提案? 人間が蛭の言葉に耳を貸すと思うか!?」
GM(マツリ):「わたしの仲間にならない?
アンドルー:「……血迷ったか」
GM(マツリ):「だってさ、わたしとあんたって、通じるところない? バケモノ……普通じゃない人間がさ。普通の人間に混ざって生きるつらさ……知ってるでしょ?」
アンドルー:「……やめろ」アンドルーの豆腐メンタルが。
GM(マツリ):「わたし、ずっと普通になりたかったんだ。普通に学校に行って、普通にカタリと遊んで……でも、無理だった」
アンドルー:「……やめろ、口を利くな」
GM:「無理だったんだよ。だから、わたしはバケモノになった。普通じゃない人間がバケモノに混ざれば……もう、辛くないんだよ。無理、してるでしょ」奇妙なほどにやさしい声色。

マツリ◆《自信》判定/成功。

アンドルー:「黙れえええええええええええええええええええええええ!!!!」
GM:妨害する方はいますか。
キアラ:妨害します。
GM:(コロコロ)《脳》で。頭を使ってください。

キアラ◆《脳》判定/ファンブル。

一同:(失笑)
キアラ:もうやだぁ〜。「幸運のお守り」で振り直します。

キアラ◆《脳》判定/成功。

キアラ:「うらああああああああああ!!」廃墟のビルの屋上から飛び降りてマツリに襲いかかる!
アンドルー:「……キ、キアラ……」(棒立ち)
キアラ:「アンディが人であるためにどれだけ苦しい思いしたか知らないくせによぉ!!」
アンドルー:(キュン…)
GM:マツリはその攻撃を回避してビルの屋上まで飛んで逃げます。
キアラ:「降りてこいよ!名前通り血祭りに上げてやるからさぁ!」
GM(マツリ):「ケッ、この犬コロが……じっくりと"待て"してろってんだ。慌てなくてもてめえはゆっくりとコロコロしてやんよ! アッハッハッハッ」と、甲高い笑い声を残して去ります。
キアラ:「ちっ、狂ってやがる」変身を解きつつ
アンドルー:「…………キアラ、すまない」
キアラ:「よせやい、アンディらしくもない」ぎゅっとする
アンドルー:「俺も、お前の様に……この姿を、受け入れ……られたら……」 大人しくぎゅっとされてる
キアラ:「あんたが人でありたいと思ってんのはずっと前から知ってっからさ……だからバケモノの部分はあたしが背負ってやるよ」
アンドルー:「…………ありがとう」(だきしめるのはキャラが許さないのか、コートのすそをちょっと掴みかえす)
キアラ:「えへへ」

■追跡シーン4/アンドルー

アンドルーは廃墟を探索し「激運のお守り」を拾得。

ミスカ:一応再殺武装だからかっこ良く入手しようぜ。
アンドルー:ジョジョでラスボス戦前にみんながすごいかっこいいポーズで集合シーンみたいな状態。
ミスカ:それは突入シーンでは。
GM:こっちはまだ吸血シーン残ってるんですけど。
ミスカ:カッコイイポーズで出てきたと思ったら幸福破壊される
アンドルー:命よりも大事なカッコイイポーズ
GM:そのかっこよさの陰でどれだけの命が犠牲になったと思ってる。
アンドルー:えーと、このシーンでミスカの持っている幸運のお守りをキアラに渡したい、ということなのでキアラとミスカ出てきてもらってよろしゅおすか。
ミスカ:はーい。
GM:さっきの続きということでよろしいか。
ミスカ:ミスカが入りづらそうにしているところにすあまが入っていきます。「ああっ……すあまっ」
GM:すあま便利やな。
アンドルー:「ミスカっ!」こころもち慌てて離れる。
キアラ:「あっ」
ミスカ:「あ、えーと、なんか、ごめんね」
GM:結局気まずいぞ。
アンドルー:「コホン……」咳払い。「俺は使えるものがないか探しにいく。もうすぐ決着だ、万全にしておきたい」そそくさ。
ミスカ:どうやって(激運を)入手するんだろう。
アンドルー:廃墟の中になんか埋もれてるやろ。
GM:ここは伝説の廃墟。元は伝説のビルが建っていた。
キアラ:「こ、幸運のお守りもなくなっちゃったしねー! あーどこかに落ちてないかなー!」わざとらしく。
騙:幸運ないかな〜!
アンドルー:一応キアラも照れるんだな。
ミスカ:「あ、これ! これ使ってください!」(乗り物を渡す)「あとトイレ行ってきます!! さっきカレーの時に水飲みすぎた」
キアラ:「……気使わせちゃったねー……」

■吸血シーン4

GM:吸血シーンに入る前に、なぜかアイテム欄に「輸血パック」があるので使いたいです。(コロコロ)2点。しょぼい。
ミスカ:しょぼかった。
アンドルー:ブラッド欲しいんじゃない? アンドルーの血とか多分おいしいよ。
騙:5あれば5ラウンド保つんですよ。
GM:馬の血とかまずいし。
アンドルー:馬刺しうまいやん。
GM:(考え)決めた、ミスカの血を吸います。
ミスカ:トイレに行っている間に。
アンドルー:トイレはフラグだったか。こんな吸血鬼のいるところにいられるかぁ〜! 俺はトイレに行くぞぉ。
GM:実はトイレの近くに吸血鬼が潜んでいました。「見ぃつけたぁ」
アンドルー:こえー。
ミスカ:「ちょ、まだ手洗ってないんだから来ないでよ!」
騙:人のいない間にイチャイチャしやがって。
GM:騙がブラッドあったらそっち狙ったのに。なんでブラッド0なの?
騙:てめーが狙ったんだろ!
GM:昔のことは振り返らない主義なんで。「あんたの表情、どれぐらい吸ってあげたら歪んでくれるかなァ?
ミスカ:「来るなっていってるでしょ!」モップで叩く。
GM:《刺す》で判定します。

マツリ◆《刺す》判定/成功。

GM:はい成功。吸えるブラッドは(コロコロ)1点。
ミスカ:よっしゃ。失血死は回避された。
騙:ミスカ誘惑されたらこれ抵抗できなくなりますね。
ミスカ:うわーん。あと連携できなくなるのがきつい。やばいよう。うわーん。女子トイレでいじめられる。
GM(マツリ):「あんたの苦しむ顔を見られれば……わたし、ずっとずっと気持ちよくなれる気がする……!」吸血鬼の破壊の本能に、マツリはチューブの奥で表情を歪ませる。邪魔が入らなければミスカから血を1点もらいます。
ミスカ:「……やめて、来ないで」すあまが勝手に飛びかかる。将来的に長い猫になるポテンシャルを秘めた、すあまの強烈な一撃が――
GM:ベシッ。
騙(すあま):にゃー(くっ 俺としたことが……)
アンドルー:妨害します。
GM:特技は(コロコロ)《逆脚》。

アンドルー◆《逆脚》判定/成功。

GM:成功ですね。演出をどうぞ。
アンドルー:乗り物余ったな。
ミスカ:無駄に使って良いですよ。
GM:感情+3、ミスカからの関係+1ですね。
アンドルー:「捕まえたぞ、蛭」アイデンティティの崩壊を乗り越えた男だけが持ちえる強い眼光で睨みつける。
ミスカ:「アンドルー!」
GM(マツリ):「よう、馬の王子様」どんっとミスカをアンドルーに向けて突き飛ばす。
ミスカ:「きゃっ」胸板に受け止められる!
アンドルー:驚異的な胸囲で受け止める!「俺は、人間だ」ゆるぎない信念の宿った視線で返す。
ミスカ:胸にしがみついたポーズ。
GM(マツリ):「人間ごときが、吸血鬼サマに勝てると思ってんの?」
ミスカ:「勝つよ!」
GM(マツリ):「知ってる? 地上で最強の種族なんだよ、吸血鬼って?」
ミスカ:勝つし!
GM(マツリ):「うっせー! 勝つのはこっちだ! もうチマチマやっててもラチがあかねー、派手にやりあおうぜ人間ども……!」
ミスカ:「ふん! みんながいる廃墟に来なよ。そこで決着をつけるよ。絶対にぶったおしてやるんだから!」
GM:では、ミスカの罠にひっかかって吸血鬼はノコノコと廃墟に案内されます。無駄に廃墟の屋根とかを跳んで向かいます。そこで狩人と対面するのかな。
騙:良い感じの所で登場したいですね。いまのうちに輸血パックを使っておきましょう。(コロコロ)6。いいね!
キアラ:すばらしい。
GM:6くれよ〜6くれよ〜。戸口を見ると6くれよ〜と繰り返す痩せた男が立っているんです。その6をくれ〜。そこに穴が空いたサイコロを渡すと男は満足して去っていくという。
アンドルー:船幽霊かよ。
GM:吸血鬼もいまのうちに「興奮剤」を使っておきます。「怒り」に。
キアラ:騙を乗せた狼がずささーっと入ってきます。
アンドルー:どんな廃墟かな。
GM:戦えるぐらいは都合よく広いと思う。
アンドルー:廃墟になる前は天下一武闘会の会場だった。
GM:まだアンドルーとミスカしかいないのか。「騙をどこに隠したの?」とか言っておこう。「まさか、二人だけで私とやりあう気?」
アンドルー:そう言われると「貴様など二人で十分だ!」とか返したくなってしまう。言わないけど。
ミスカ:「まあちょっと待ちなよ」
GM(マツリ):「いーつーまーでーまーてーばーいーいーんーでーすーかー」
ミスカ:待ってる間どうしよう。
GM:UNOでもやろうぜ。
ミスカ:なんで仲良くなってるんだよ。
GM(マツリ):「まーだー?」とか脚をばたばたさせてます。
アンドルー:「はっ、まさか。すぐに来るさ……キアラも、そして、彼も狩人なのだからな」
GM:三分までなら待ちますよ。
アンドルー:結構悠長だな
ミスカ:でもこの状態だと騙がかっこよく入ってこれないよね。
GM本当だ。じゃあ襲います。「よく考えたら待つ必要とかなかったわ! ブッ殺そう!」突進して行きましょう。
騙:そこでキアラと乗り込みましょう。
キアラ:騙を乗せた狼がずささーっと入って頭で腹パンします。「うらぁっ!!」どすうっ!!!!
GM(マツリ):「オゲエ!
騙:オゲエて。
ミスカ:「遅いっ」
GM(マツリ):「今めっちゃ血出たんだけど! そういうのやめてよ!」
騙:「ヒーローは遅れて登場するんだろ!」降ります。「悪い悪い、準備に時間がかかっちまってよ」輸血パックの袋を投げる。
アンドルー:「待ったぞキアラ……そして、禍月の少年」
キアラ:「ごめーん遅れちった」
GM(マツリ):「女子を待たせたら死刑って決まりを知らないの?」
ミスカ(モモコ):わん!(死刑!)
GM:合いの手を入れるな(笑)。
キアラ:「がうがうがうがう!(こっちのセリフだぜ!)」
アンドルー:犬語しゃべっとる
キアラ:モモコとコミュニケーションが取れる唯一のキャラクターです。
GM:どうでもええわ。
アンドルー:「覚悟は、決まったようだな」禍月の眼を見る。
騙:決まったぜ。「今度から気をつけるよ。今度なんざねーけどな」
GM(マツリ):「まあいいや。許してあげるよ。なんたってわたしは寛大だから!」芝居がかった動作で。話を半分ぐらい聞いてない感じです。「そうだ。この戦いが終わったらデートをしよう。星空をバックに。きみと二人きりで!」
騙:「それは、お前が行きたかった、外国へか? それとも、八分儀の展望台そういうのがあるらしい。? 公園?」
GM(マツリ):「どこだっていいよ。カタリが一緒なら、どこだって星は満天に輝くんだから!」
ミスカ:「……夜に出歩いて補導されればいいんだわ」今も夜だけどね。
GM:この人達凶器準備集合罪ですう。
ミスカ:猫だし。
騙:「なら、地獄へ行こうぜ。オレは後で追いつくから、先に待っていてくれよ
GM(マツリ):「あいにくと、吸血鬼は死んでも地獄には行けないんだよね。そして……地獄というのは、ここのことだよ!」全身のチューブから虹色の煙が吐き出され、あたりの空間を包みます。
ミスカ:また背景が変わる。
GM:変わりません。一種の幻覚剤で、正常な判断力を奪います。色欲の演出です。というわけで戦闘に。

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