| ◇ Contents ◇ |
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| >>STORY ▼ストーリー |
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「ムスペルの火」は四年前に存在を確認された謎の現象である。 「黒太陽」とも呼ばれるそれは、不定期的に現れ、人里を文字通り「消す」。 対策もなく、正体も不明、まさに滅びの具現だった。 ある日、一介の冒険者の青年ゼムは、ひょんなことから世界を救う旅に出ることとなる。 目的も、守るものも、失うものも持たない彼は、世界を救うことが出来るのだろうか？ 多分無理だと思う。 |
| >>CHARACTER ▼キャラクター |
  ◇ゼム 陰気な冒険者の青年。行き当たりばったり。魔法の力を扱うことが出来る。   ◇アップファル 陽気な冒険者の少女。やや夢見がち。ゼムと冒険者としてコンビを組んでいる。   ◇ヤドリギ 謎の少年。一言だけ発した言葉が「ヤドリギ」だったのでそう名づけられた。 ―――――――――――――――――  ◇ガイ アップファルの身柄を狙う謎の剣士。殺人に快楽を覚えている。  ◇シトロン アップファルの身柄を狙う謎の魔術師。冷静な性格。  ◇マラコーダ ガイ、シトロンを従える黒ずくめの人物。何かを企んでいるようだが。 |
| >>GLOSSARY ▼用語解説 |
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◆咎人ロフト かつて世界を震撼させた悪の魔導士。 魔王と呼ぶに相応しい強大な魔力を持っていたが、勇者ラヴェンデルに封印される。 ◆勇者ラヴェンデル 伝説上の人物。 五百年前、聖女ヘスタと共にニエベの島に咎人ロフトを封印する。 ◆聖女ヘスタ 伝説上の人物。五百年前、咎人ロフトを封印するためにその命をなげうつ。 ◆ドルイド 「神の言葉」を聞く事が出来る人間。かつては国家の重要なポストであったが 咎人以降の魔術師の増加と信仰の衰退のために現在は数少ない。 ◆魔法 才能と努力があれば扱えるイメージを具現化する力の総称。 伝説によると、数百年前に咎人が勇者ラヴェンデルによって封印された際、 全世界に自分の魔力（ソーサル・マナ） を放出したのが人々の間に魔法が広まったきっかけらしい。 |
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