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遭遇フェイズ

巫女瓜→GM:ブラッド・クルセイド、「枯れゆく茉莉シナリオ名の元ネタは、とあるカードワースシナリオに登場するスキルの名前。」を始めたいと思いまーす。
一同:よろしくー。
GM遭遇フェイズ狩人が吸血鬼と出会ったり出会わなかったりするシーン。、誰から始めましょうか。
美形→アンドルー:自己紹介を兼ねる感じで。僕はやるんだったらキアラと一緒にやりたいかな。構わん?
友人K→キアラ:いいですよー。

■遭遇フェイズ/キアラ

GM:ではキアラとアンドルーから行きましょうか。導入タイプ狩人が吸血鬼と戦う理由をPLが決めることができる。は?
アンドルー:これ、自分で決めていいんだっけ。
GM:いいですよ。二人の導入は特に考えていないので。
アンドルー:だと思った、というかPC1以外はなんも考えてないだろ!
GM:PC1以外はどうでもいい存在ですからね。虫けらですよ虫けら。
clown→ミスカ:ひどい。
アンドルー:依頼と復讐と……うーん、特に何もなければ噂を聞いて吸血鬼を倒しにやってきた、ということにしたいんだけど吸血鬼としての活動はもう始めてるんですかね。
GM:まだ病院に引きこもってる感じですかね。……あるいは、血徒と因縁を持ってみるというのは?
アンドルー:あ、いいね。確か前に、キアラに誘われて一緒に来る、とか話してたような。キアラがどのようにネタを仕入れてきたのか聞こう。それまでヤサにしてる場所で人参食ってるわ。
一同:(笑)
うた→騙:馬だ!
アンドルー:生で食ってる。
GM:ワイルドだ。草食系男子だ。
キアラ:ちょっと風邪を引きまして、霧坂総合病院今回のシナリオの舞台。に行くんですけど、そこで「お守りの」ヘクターさんと出会うんですよ。
GM:どこらへんで出会うのかなあ。実は病院シーン表を用意してあるんですよ。2D6を振ってみましょうか。

2:手術室。
3:リネン庫。薄暗く広い。誰かの気配がするような……。
4:リハビリ室。社会復帰の助けとなる練習機器などが立ち並ぶ。
5:屋上。白いシーツが一面に干されている。
6:食堂。患者や見舞い客でそこそこの賑わいを見せている。
7:大部屋の病室。ベッドや点滴スタンドが並んでいる。
8:待合ホール。診察を待つ人々がソファーに座っている。
9:廊下。冷たい印象を受けるリノリウムの床が光を反射している。
10:ナースステーション。書類とデスクが並ぶ。
11:特別室。どうやらマツリの使っていた個室のようだ。
12:霊安室。

キアラ:はーい。(コロコロ)10。
GM:えーと、ナースステーション……なんでナースステーションで出会うんだよ! 待合ロビーとかにしましょう。
アンドルー:振った意味ねえ!
GM:せっかくなので使ってみたかったんですよ!
ミスカ:でもキアラ、ナースステーションでも平気で入ってきそうだよね。
アンドルー:キアラならありえる。
GM:ほんとどうしようもねえな狩人は。
騙:霊安室で出会わなくてよかった。
GM:では、キアラさんが待合室にいると、あからさまに病院には不釣り合いなリーゼントの男がいますね。神経質に櫛で髪を整えています。
アンドルー:病院に似合うリーゼントって考えてみたら面白いな。
GM:そこにはかかんねえよ。
キアラ:あ、そいつのこと知ってていいですか?
GM:いいですよ。
キアラ:声をかけます。「よおヘクター。何してんだこんな所で」
ミスカ:意外とフランクだ。
キアラ:まだ半吸血鬼ってだけで、血徒やってるとはわかりませんからね。
アンドルー:えっ? 血徒ってそれっぽいオーラが出てるんじゃないの?
GM頭の上に二つ名が出てますね。「げ、げっ、なんでこんなところにテメーが」(ヘクターに扮して)
アンドルー:そういやこいつ、半吸血鬼で教育係ってことは、マツリを転生させた吸血鬼がいるってことだよな。ということは、そいつを追って日本に来たという設定で構わない?
GM:あ、かっこいいなそれ。いいと思う。
キアラ:「一般人が病院に用があるってんなら一個だけだろ?」
GM(ヘクター):「まさかテメー弱ってる病人を食いに来たのか!?
アンドルー:(笑)
キアラ:一般人って言ってるだろ!「はー? こんな所で人襲ったりしませんしー、お前らとは違いますしー」
GM(ヘクター):「なんだと〜」でも、キアラのことを知ってる人はキアラのことを一般人だとは思いませんよ。
ミスカ:吸血鬼みたいな扱いになってる。
GM:狩人なんて吸血鬼みたいなもんですよ。
キアラ:「あたしの鼻はごまかせないぜ。『喰って』きたんだろ?」
アンドルー:狼だからね。
GM:厄介そうな目でチッと舌打ち。「ハ、だったらどうしたっていうんだよ……」
ミスカ:三下臭が。
アンドルー:こいつはあれだな、戦闘が始まったら2ラウンドで死ぬ顔してる
GM:どういう顔だよ!
アンドルー:半吸血鬼って、戦闘が始まったら自動的に死ぬ能力じゃなかったっけ?
GM:違いますよ、狩人が自動的に死ぬ能力ですよ。みんな死んでくださいね。
アンドルー:ひどい。
キアラ:「別にー。ただ今日の夜食のこと考えてただけー」舌なめずり。
GM(ヘクター):「ヘッ、いま俺のバックにいる吸血鬼は強いぜ……?」
ミスカ:小物臭がひどい。
アンドルー:俺のボスが本気出したら小指だぜ小指〜。
GM指一本でドラッグアンドドロップしてゴミ箱にぶち込みます。
キアラ:「へえ、面白いじゃん……日本って平和だからさー。ならアンディも呼んじゃおっと」
アンドルー:なんかかわいいアダ名付けられた。
GM:「今はこの病院に引きこもっているがよ! あいつはヤバい、いずれ世界を支配するぜ……!」
ミスカ:めっちゃネタバレしてる。
キアラ:「はっは、楽しみにしてるー」背中を向けて病院を後にします。
GM:ヘクターはバーカバーカって言ってます。
ミスカ:かわいいな。
GM:あ、感情判定してくださいよ。

キアラ◆《心臓》行為判定/成功。

キアラ:もちろん怒りますよ。

■遭遇フェイズ/アンドルー

アンドルー:部屋でノタノタしてるところにキアラが来て話振ってくれるとうれしい。
ミスカ:ポリバケツに入れた野菜モリモリ食ってる。
アンドルー:人参をひっつかんでボリボリやってるよ。
キアラ:この人は人参以外何か食わないんですか?
アンドルー:大根とか食べる。
一同:大根(笑)
キアラ:根っこは一緒だよ!
アンドルー:部屋で、食いながらいい吸血鬼の情報ないかなーって探してる。
GM:いい大根ねえかな〜。
アンドルー:野菜の値段が高騰しちゃってさ〜。
キアラ:アンドルーの部屋に、バターンと音を立ててドアを開けて入ります。話は聞いたぞ!
アンドルー:「キアラ、ドアを開けるときはもう少しやさしくしろ。寿命が縮むだろ。お前の馬鹿力で開けたらどうなるかわからんわけじゃないだろ」いや、でもこいつわかってなさそう。
キアラ:「? あ、うん?」
GM:首をかしげたりしながら。
アンドルー:「もういい、用件はなんだ。ドアノブのチェックは後で俺がする」後ろ手に手を振ってこっちに来るよう促す。
キアラ:おいでおいでされたのでドドド〜みんな〜と走って行きましょう。「アンディ〜〜〜! 会いたかった〜〜〜!!」
GM:ドドド〜じゃねーよ! どんな擬音だよ!
ミスカ:近隣住民から文句が。
アンドルー:「走るな! 床が減る!!」
騙:アンドルーさん胃痛めそうだ。
GM:アンドルーさんマジ大変そう。
キアラ:抱きついてきますよ。
ミスカ:かわいい。
アンドルー:「ええい暑苦しい!」と頭を押さえながら……で、何の用事で病院行ってたんだっけキアラ?
ミスカ:完全に忘れとる。
GM:風邪だよ風邪。
アンドルー:「で、薬はもらえたのか? バカは風邪引かないというが、どうやら今年の風邪は違うらしい」
ミスカ:インフルエンザなんじゃないですか。
GM:吸血鬼より強いですよそれ。
キアラ:「もらってきた!!」
ミスカ:また小学生みたいなことになってる。
GM:友人Kさん、別のキャンペーンでも小学生みたいなキャラやってましたよね。
アンドルー:「そうか。じゃあ寝ろ」冷たくあしらう。キアラって人間の姿でも尻尾出てそう。
GM:完全に犬。
騙:狼のまんま寝て朝おきたら人に戻ってそう。
ミスカ:食ったら治りそうだよね、風邪。
アンドルー:こいつ一応風邪引いてるんだよな。
キアラ:それについてはもう治ったと言いはりましょうか。
GM:小学生かよ。
キアラ:「そんなことよりさー、ヘクターに会ってさ、病院に吸血鬼がいるってよ! 狩りに行こうぜかなりカジュアルな感覚で狩られようとしていた。!」
アンドルー:(ぴくーん)「……なんだと? 奴か?」日本に来る理由になった吸血鬼。
キアラ:「たぶんね」
アンドルー:「……一晩で治せ。その間に下調べを済ませる」
キアラ:「はーい、夜になったらちゃんと起こせよな」
アンドルー:夜までに治すつもりか。「お前こそ、『楽しみすぎて眠れなかった』なんて言うなよ」キアラが薬飲むための温めのお湯を作ったりする。その後下調べに戻る。
ミスカ:やさしー。
GM:ちゃんと世話しとる。
アンドルー:犬は猫と違って手間がかかるからな。
GM:感情判定お願いします。
アンドルー:あいよー。
GM:あ、この人も《心臓》持ってるのか。心臓なんていらないと思いませんか?
アンドルー:心臓ないと死ぬからねー。
GM死ねばいいんじゃないですかね。

キアラ◆《心臓》行為判定/ファンブル。

ミスカ:ひどい。
GM:モラル3減らしておいてくださいね。
ミスカ:「幸運のお守り」使う?
アンドルー:いや、さすがにやめとく。
キアラ:アンドルーは萎縮してもそんなに痛くないからなあ。
騙:戦闘Aまでに萎縮する可能性も低いですよね、アンドルー。
GM「恐怖」にしておいてくださいね感情判定に失敗した場合、CMが感情属性を決める。。キアラが風邪引いてるよー。もうおしまいだ、うわあー。
アンドルー:どんだけキアラ心配してるんだよ!
ミスカ:めっちゃ好きじゃん(笑)。
アンドルー:幸先いいわー、さっそくファンブルかあ。キアラの体調が万全になるかちょっと不安に思いつつ、それが恐怖になったということで。

■遭遇フェイズ/ミスカ

GM:残りは二人ですね。ミスカか騙くんですが、じゃあミスカのシーンで。
アンドルー:PC1は最後でいいよね。
ミスカ:ただ、ミスカはカタリに出てきて欲しいかな。
GM:不純異性交遊するの?
ミスカ:しないよ! ミスカは滅土破戒宗の寺の生まれなんですけど。寺生まれですね。
GM:強調しなくていいよ。
アンドルー:寺生まれのTだ。
ミスカ:Kだよ。
GM:またKか。このセッションK多いな。
ミスカ:で、寺を継ぐのが嫌で家出して来ました。今は六分儀市に住んでます。モノビーストは知らないんですけど、接触した際に身体がぽろっと取れたりする体質になって帰れなくなりました。
アンドルー:そんなんで寺に帰ったら除霊せめて調伏。されてしまうからな。
ミスカ:吸血鬼から奪ったマンションの一室を使ってます。冷蔵庫とかにいっぱい輸血パックが入ってた。仕事は滅土破戒宗とは違う組織から内密にもらってます。滅土破戒宗ってみんな坊さんで同年代の友達とかいないことに気づいて、最近焦り始めましたいつまでも若くない。
GM:婚活しなきゃ。
キアラ:髪のある男と一緒になりたい。
騙:周り全員ツルッツルやからな。
ミスカ:アドレス帳が全員坊さん。
GM:メールアドレスにはnamuamidabutuとかそういうのが並んでる。
キアラ:観念木念珍念。
アンドルー:高校生のメアド欄じゃねえ。
GM:坊主に対する偏見がひどすぎる。
ミスカ:というわけで、狩人でも同年代の人いないかなーと探してます。そんな感じでカタリ君と親しくなりたい。
騙:狩り友探しですね。
キアラ:すれ違い通信が発生します
ミスカ:絶対吸血鬼も利用するからねそれ。
アンドルー:鴉に通信機を埋め込んで使うんや。
騙:どうやって出会えばいいのだろう。
ミスカ:六分儀市には慣れていないので、昼間からその辺をうろうろしています。
GM:うわ〜、六分儀市って廃墟ばっかり〜。シーン表振ります?
ミスカ:振ります。(コロコロ)うわー、廃墟だ!
騙:廃墟でHELLO。
GM:なんでふたりとも廃墟にいるんですか。
騙:なんで……?
アンドルー:中二病なんだよ。都会の、なんていうか人混みとかから抜けだして一人になれるから落ち着くみたいな。
GM:ミスカは一人になりたいわけじゃないだろ!
ミスカ:逆だった!
騙:じゃあ騙が一人で修行してたとか。クラスメートとかに見られるのやだし噂とかされる。
アンドルー:杭の素振りだしかなり見られたらやばい。杭だからなあ。たまたま目撃するのがミスカでよかったな。
ミスカ:ひとりで修行してるところに、すあまが逃げ出しちゃうんですよ。それを追う。
アンドルー:にゃーん。
ミスカ:すあまはわかってて連れてきてくれるんですよ。
アンドルー:吸血鬼の臭いがする〜って。
GM吸血鬼じゃねえまあ似たようなもんである。よ。
騙:「んっ、猫?」素振りをやめます。
ミスカ:「すあま! すあま逃げんな!」
騙:「……!?」杭隠すよ。
ミスカ(すあま):「ンニャーーー」
騙:「な、なんだよお前、こんなひと気のねー危ねーとこに、オンナがくんなよ」
アンドルー:騙くん意外と紳士。英語で言ったらジェントルメン。
ミスカ:「あっ、ええーっと……君こそ、こんなとこで何やってるの。それ、杭だよね犯罪者?
騙:「!! お前には関係ねーだろっ。ほら、猫、向こうだ向こう!」
ミスカ:じーっと観察してます。吸血鬼狩人ってわかるんですかね、ひと目で。
GM:まあ、杭持ってるから吸血鬼狩人以外には見えませんね。
アンドルー:もしかしたら土木工事関係かもしれないじゃん。
騙:「……なんだよ、何も面白いことなんかねーぞ」
ミスカ:「吸血鬼狩人、なんでしょ。私も狩人だからね、その杭を見たら分かるよ」
騙:「狩人……? お前も? 全然見えねー」
GM:狩人っぽいビジュアルってなんでしょうね。
ミスカ:マントつけてる。
アンドルー:やっぱりマントだよね。
GM:それ吸血鬼じゃね?
アンドルー:じゃあ斧かな。
GM斧は狩人秘密の書面白かったです。だなあ。
ミスカ:「君もまだ子供じゃん。最近ここらへんに来たんだけれど、近くに住んでるの?」あと学校は? とか訊きたいけど訊きません。
GM:お互い様だからな。
騙:ここ六分儀でしたよね。「この近くに住んでるけど……」
ミスカ:「ふーん……」
騙:「最近来たって、吸血鬼狩りのためかよ? 六分儀市は吸血鬼の巣魔法使いやモノビースト、忍者やオバケの巣でもある。だってのに、命知らずな奴」
GM:そうなんだ。六分儀市怖いな。
騙:五・六・七分儀市あたりは吸血鬼のテリトリーですね。
ミスカ:「仕事でこっちに来たら、なんか報酬でついでにマンションの一室を貰っちゃったんだよね。だからこっちに住んでるんだよ」
騙:「けっ、そーかよ、立派な狩人様しやがって。オレだってそのうち……」ちょっとすねるぞ。
アンドルー:騙くんかわいいな。
ミスカ:「まだまだだよ、私も。今までどんな吸血鬼と戦って来たの? なんで狩人になったの?」廃墟にあった椅子に座る。居座る気まんまん。
騙:ため息をついて、隠してた杭をしまいますね。「オレはまだ……戦ったこたねーよ空白の再殺履歴を示しながら。。狩人の家系で、ずっと訓練受けてる」素質はあります。
キアラ:家族が吸血鬼と戦っているところの一定の範囲内にいると経験値が入るんですよ。
GM:レベル1のころから「もういい、もどれ!」を繰り返されてるポケモン、絶対教育によくない。
ミスカ:「えー、でも、私より強いんじゃないの。さっきの動きとかさ、もう、一人前の狩人だったよ」
キアラ:鬼殺しの練習ですかね。
アンドルー:杭を地面に突き刺したかと思ったらもう90cmぐらい埋まってる
騙:「当然だ、誰にも負けるつもりはねー!」すあまを追い払ってる。めっちゃ寄って来る。
GM:すあまは虎視眈々と目潰しをしようと狙っています。
ミスカ:すあまはめっちゃ手触りがいい。もちもちしてる。「もう訓練はお終い?」
騙:「……調子狂ったし、今日は帰る」
ミスカ:「えー、じゃあ、ここらへんの案内とかしてくれないかな。お昼ご飯くらいは奢るよ」
騙:「お、オレは帰るつっただろ!」
GM:なんというさわやかなシーン。殺すしかない
アンドルー:ヒロインが出てくる前にこんなにフラグ立てちまっていいのかい。
ミスカ:「じゃあアドレス交換だけでもしようよ」
騙:「もう! 仕方ねーな! メールとかしねーからな!
アンドルー:メールとかしねーから会いに来いとか言い出すんだろ、これ。
GM:ジゴロだ。
ミスカ:「わー、ありがと 赤外線ここね」
騙:「ええっと、赤外線……?」こいつ友達少ないから赤外線使ったことないよ。
ミスカ:「ちょっとかして」
騙:「お、おう……」
アンドルー:なんだかんだ言って騙くんメールの時はがんばって絵文字とか使うんだろ。
騙:メールではフレンドリーかよ!
ミスカ:「よし。じゃ、メール送るから!」
騙:「ん……いや、いい!」
ミスカ:「じゃあね!」(手を振って)
騙:「くそ、なんだよ、あいつ……」
GM:感情判定お願いします。
ミスカ:まだ吸血鬼出てないけどね。
GM:テンションが上ったかどうかみたいな感じで。

ミスカ◆《心臓》行為判定/成功。

ミスカ:怒っておきまーす。

■遭遇フェイズ/騙

GM:騙のシーンですね。マツリとはロビーか何かで知り合ったのかな。
ミスカ:知り合ってからなのか。
騙:いいですね 回想がいいかな
アンドルー:すれ違いだよすれ違い。
GM:すれちがい通信に反応して出会った、みたいな。
ミスカ:すごいステマこのリプレイを見た任天堂の人が3DSを1年分ぐらいおごってくれないだろうか。みたいな感じになってる!
GM:本当だ、CMみてーなシチュエーションだな。
騙:あっ オレのマリカに誰かいる! みたいな。こいつはえー!!
アンドルー:奴のヨッシーは身を捩るようにして狂おしく走る……!
騙:クッパのくせにはえー!」
GM:クッパなのかよ!
アンドルー:でも使いこなすと一番速いぞ。
GM:初速が遅いけど最高速度が速いんでしたっけ。
アンドルー:そうそう、あとぶつかった時重量があるから有利。だからかなり攻撃的なプレイが要求される。ヒロインらしからぬ……。
GM:いや、でもらしいですよ。
騙:(誰だよ、クッパで乱入して1位とったやつ……! 名前は……)
ミスカ:狩人だから反射神経いいはずなのに(笑)。
GM:きっと要求されるものが違うんですよ。
アンドルー:溶岩コースでジャンプ中に落とされたりする。
ミスカ:うまいな
GM:3DSのマリオカートはやったことないけど、ゲームセンターみたいにアーケードゲームと言いたいらしい。アルファベットで表示されるのかな。MATURIみたいな感じで。
騙:(まつり……?)きょろきょろとあたりを見ます。
アンドルー:英語だったらJASMINEかもしれんぞ。
GM:ああ、じゃあJASMINEで。採用。
ミスカ:でもまつりって発言しちゃったよ。
GM:じゃあ、MATURI・ザ・JASMINEで。
アンドルー:かっこいい(震え声)
キアラ:マスク・ザ・レッドみたいな(笑)。
騙:(JASMINE……じゃすみね)
GM:騙こそ名前何にしてるんですか。
騙:騙は普通にKATARIだなあ。
アンドルー:アンドルーはUMAにしてる。謎の生き物的な。
ミスカ:そうですね。
騙:近くにいるのかな?
GM:騙に近寄ってくる影がありますね。
アンドルー:「フッ、随分のろいと思ったが貴様か。女に負けて悔しいか〜。ん〜?」(いい声で)
GM:ちげえよ! 一人の少女ですね。青い病院着を着ています。このロビーで3DSを使っていたのが騙しかいなかったので自動的にわかりました。「やっ、キミがカタリ?」
騙:「なんだお前……なんでオレの名前」マツリの3DS見えるのかい?
GM:片手に持ってますね。「さっきマリカやってたでしょ」
騙:「!! お前がクッパ!?」
ミスカ:真の姿がクッパになってしまう。
GM:やだよそんなの。騙はなに使ってたんですか。
騙:ヨッシーにしよう。
アンドルー:初心者向けだな。
GM(マツリ):「そうだよ、ヨッシー」隣に座ります。
騙:「……」バツの悪い顔。
アンドルー:よく横に座られる上に座られるよりはマシだろう。男だ。
GM(マツリ):「あたし速いでしょ! 悪いけど、マリカじゃ誰にも負けたことないんだよね〜」にひひ、と笑います。
アンドルー:ではリアルファイトならどうかな?」(いい声で)
GM:女子中学生になんてことを! しかも病人。
騙:「オレだって別に! さっきは乱入にビビったそれはそれでかっこわるい。だけだし、ノーカンだ、ノーカン!」
アンドルー:かわいいなー騙くん。
ミスカ:メインヒロインだからね。
GM(マツリ):「へえ〜? じゃあもう一度やろうよ、もう一度」
騙:「くそっ、やってやる!」
GM:そして数分後。
騙:「…………」(ぷるぷる)
GM(マツリ):「わ〜い」
騙:「なんで、これ……クッパがなんで……〜〜!」
ミスカ:ぷよぷよとかも強そうだよね。
GM:だいたいのゲームはやりこんでますよ。花京院ぐらいに。
アンドルー:精神的動揺によるミスはありえへん。
キアラ:ゲーム修正修正と同じ数だけ登場人物の年齢をごまかせる。に4は振ってますよ。
GM(マツリ):「どうする? まだやる?」意地の悪い笑い
騙:「……今日はいい、その代わり明日だ! 明日勝負しろ! ぜってーに負かしてやる!」
GM(マツリ):「いいよ!」
ミスカ:帰ったらWikiめっちゃ見るよ。
騙:「いいか、明日もここにいるからな、えーと……マツリ・ザ・ジャス……」
GM(マツリ):「あ、名前教えてよ。ヨッシー君じゃあれでしょ。わたしはマツリ。宇城野マツリだよ!」
騙:「……カタリ。禍月 騙」
ミスカ:この子の名前禍々しい。
アンドルー:禍月って苗字が全て悪い。
キアラ:テストの時に名前書くの大変そう字の大きさが不均等になる。
GM(マツリ):「マガツキカタリ? 変な名前だね。なんて書くの?」
騙:「お前だって変じゃねーか……漢字は別に、なんだっていーだろ。覚えんな」騙す、って書くの嫌なんだ
GM(マツリ):「えー! 知りたい知りたい! じゃあ次わたしが勝ったら教えてよ」
騙:「ふん、いいぜ。負けるわけねーからな」
キアラ:あー、青春しとる。殺すしかない妙に風当たりが強い。
アンドルー:両手両足もぐしかない。
GM:やめてくださいよ。まあ、そんな感じで騙とマツリは仲良くなりました。しばらくは3DSで遊ぶ仲に。
アンドルー:ええ話や。
GM:設定を見ると、騙は退院後も何度も様子を見に来てくれていたらしいですね。
騙:そうですね、戦いを口実にですね。
ミスカ:いろいろなゲームで遊んだりする。今度のゲームはぷよぷよだー!
GM:まあ、10回中8〜9回はマツリが勝ってる感じ。
騙:勝ったことないくらいでいいですね。

GM:マツリはしばらくは小康状態で、病院から出られないぐらいでそこまで重篤な感じではなかったんですが、ある時を境に一気に様態が悪化します。騙とも会えなくなりますね。
騙:うあー。それでも病院に行って面会謝絶くらったりしますね。
ミスカ:待合室で一人ぷよぷよ。
GM:足繁く通っても彼女の様態が良くなる気配はないですね。会話すらできない日々が続きます。
アンドルー:非常に悲しい。
騙:ここから繋がらないかとすれ違い通信待ったりする。
GM:ある日、騙くんが病院に行くと彼女の両親らしい人が目の前に。
騙:お。
ミスカ:ここでスペシャルが出ると回復します。
GM:しません。これは既に決まっていることです。
アンドルー:彼女の両親が3DSを持ってマリカを挑んでくる。
GM:ちげーよ。両親は沈痛そうな表情で騙に話しかけます。「君がマツリの友達という少年だね」
騙:「マツリは今どうして……?」
GM(マツリ父):「マツリは……」
騙:「ま、まだ入院してんだろ、おじさん?いつもみたいにマリカ、やって……」
ミスカ:幸福破壊されちゃうよ。
アンドルー:まだ追跡フェイズにもなってない。
GM(マツリ父):「昨夜のうちに……
騙:「……」
GM(マツリ父):「君の名前を、呼んでいた……」
騙:「うそだ……あいつ……」動揺して言葉が思いつかない。手にしていた3DSが落ちます。
アンドルー:これはもしかして切ない話なのか。
GM:そうですよ。両親は拳をぎゅっと握りしめます。「マツリの友達になってくれて、ありがとう。同じぐらいの歳の子の友達ができて、うれしかったんだろう。毎日のように、君の話をしてくれたよ……」
ミスカ:また守れなかった。重いなあ。
アンドルー:両親も毎日のように見舞いに来てたのか。
GM:騙の話をしてくれたのが両親にとっても救いになってたんじゃないですかね。病院にいると、同世代の友達って作れませんから。
騙:「そんなの……オレが勝つまで、何度も受けて立つって言ったんだ……なのに、そんなのッ!!」走って去ろう。
GM:やりきれませんね。回想を終わっていいかな。時は現代に戻ります。
ミスカ:現代ではあるよ!?
GM:そうだった。現在に戻ります。
アンドルー:英語だとどっちもPresentで一緒やけどな。
GM:騙くんはどうしてるのかな。吸血鬼が出てくるシーンになると思うけど。何かのきっかけでまた病院に来てくれると展開的には早くて助かる。
騙:じゃあ、また怪我したってことでいいかな。バスケの練習中に今度は手首を捻りました。そんなに見てもらう必要はなかったんですが、思い出したように気になった。
アンドルー:バスケ少年って設定あったな。
GM:待受ロビーのソファに座っているとどうしてもマツリのことを思い出してしまいますね。
騙:「……」3DSを取り出してじっと見てますね。たまに起動して、じっと待ったり、また消したり。
GM:どういう登場にしようかな。
アンドルー:そこは吸血鬼らしく天井からぶらさがって。
GM:やだよ、ギャグじゃん。
アンドルー:じゃあ、(マリカに)乱入したらいいんじゃないかな。
GM:そうですね、そうしましょう。
アンドルー:イインジャナイカナ!
GM:なんで甲高くなるんだよ。
騙:いいですね、ちょっと狙ってました。
GM:じゃあ、マリオカートを起動すると乱入者ありの表示が。クッパですね。忘れるはずもないあの荒々しいドライビングです。
騙:「……えっ……?」ばっと立って探しますね。「マツリ!! ……マツリ……!!」
GM:いつのまにか、待合室のロビーには誰もいなくなっています。振り向くとそこに一人の影が。「相変わらずコーナリングがなってないよね、カタリ
アンドルー:ヨッシーでコーナリングなってないってだいぶプレイングまずいぞそれ
一同:(笑)
GM:そうかもしれない。
ミスカ:ヨッシーだからもっと最適化されたコーナリングしなきゃいけないんだよ。
騙:「お前……」吸血鬼っぽい姿ですか?
GM:あの日からは大して変わっていません。青い病院着を装備した女子中学生です。違うのは、小さい赤いマントを羽織ってる事ぐらいでしょうか。

騙:いい気マントだ。「なんで……生きて……」
GM(マツリ):「フフ……地獄から舞い戻った少女、マツリ参上!
キアラ:テンションたかーい。
GM:最高にハイって奴だぜ。
騙:一目で吸血鬼ってわかるかな。
GM:笑った口から牙が覗いていたりします。キラーン。
騙:「お前、まさか……まさか……」
GM(マツリ):「ここで待ってれば、いつか来るんじゃないかと思って。信じてたよ」
ミスカ:普段どこにいたの?
GM:リネン室とかに隠れてたんじゃないですかね。
ミスカ:絶対ワクワクしながら隠れてきたよ
GM:騙の個人情報知らなかったんで病院で待ってました。
アンドルー:ということはミスカが一歩リード中か。貴様が初めてアドレス交換をしたのはその女ではない! このミスカだ!
一同:(笑)
キアラ:ジョジョネタ多いな。
ミスカ:携帯が泥水で洗われる。
騙:混乱して言葉が出ませんね。
GM(マツリ):「どうしたの? 具合悪い? それともビックリした?」
騙:え、死んだって、でも、生きて、吸血鬼、オレは狩人で、オレは誰? 誰だ? ってなってる。「お……おまえは……」
GM:「もう、病気なんかに怯える必要もない。ずっとカタリと一緒に遊べるんだよ、これからは」騙の後ろに回って、首に腕を回します。しなだれかかる感じで。
騙:「あ……」
ミスカ:イチャイチャしやがって。
アンドルー:JCのくせにどこで覚えたんだそんなこと。
GM:さあ、青少年に悪影響を与えるゲームとか?
騙:多分これ、このままだと死ぬんですけど、なんかこう、誰かの助けとかないと、これ動揺して死ぬ。
GM:抵抗しないなら騙の首にかぶりついちゃおうかな。
騙:まだ現実を受け入れられてないですね。
ミスカ:やんちゃだー。誰か入ってくればいいんじゃないですかね。
GM:登場してもいいですよ。

相談とダイシングの末、キアラが出ることに。

キアラ:マツリの背後から巨大な爪を出して攻撃します。
アンドルー:こえーよ! お前のほうが化け物じゃねーか。
騙:「っ!!」
GM(マツリ):「うわあ!」間一髪、倒れこむようにしてその攻撃をかわします。髪の毛がちりっと切られる。
キアラ:白い毛皮に覆われた腕が空を切ります。「ちぇっ、外したか」
アンドルー:「……キアラにしては上手く気配を消したものだと思ったが?」その様子を見てた。
GM:もう完全に変身してるの?
アンドルー:僕はまだ。
キアラ:完全に変身してます。病院に突如出現する白い狼。
GM:都合よくロビーには誰もいません。人払いの血戒を使っていたので。
キアラ:じゃ、外したのがわかったので即座に人間の姿に戻りますよ。
GM(マツリ):「ちょっと! ここは動物病院じゃないよ!?」
アンドルー:ひでえな(笑)。
騙:「吸血鬼狩人……」(ごくり)
キアラ:「うっせー吸血鬼。さっさと狩られろよ」
アンドルー:「そうだ。そして、お前もそうだろう、何を手をこまねいている。禍月の少年」ほら、ハンターのネットワーク的なものを伝ってるうちにこの街には禍月一族というものがいるらしいみたいな。変身者の家系らしいし。
騙:禍月は変身者の家系ですね。騙はまだ変身できないけど。
GM(マツリ):「邪魔しないでよ! 男女の仲を引き裂くような人は馬に蹴られて肥溜めに落ちるんだから!」
アンドルー:蹴り殺すぞこのガキ
GM:ころされる。
アンドルー:馬は俺だ、って言いそうになったけど言うわけにはいかん。
GM:あ、カタリはどさくさに紛れてマツリから逃れててもいいですよ。
騙:じゃあ、逃れている。ずっとマツリを見つめている。
アンドルー:「生憎、こっちが得物でね」と、鞭をばしーん! と地面にたたきつける。
騙:「お前ら、あいつを……マツリを、殺しにきたのか」
GM:飲み込みが速い。
キアラ:「へえ、お前も狩人なんだ、ちょうどいいや。一緒にアイツ殺そうぜ」
騙:「マツリ……お前、吸血鬼になっちまったのかよ……?」
アンドルー:「? ……キアラ、どうやらそれは役立たずのなり損ないだ。放っておけ」まだ変身も出来ないみたいだし。
GM(マツリ):騙のほうをチラッと見ながら、「ううっ、多勢に無勢だなあ……」
騙:まだここは信じられない、といった表情で手が出せずにいる状況かな。
GM:どっちの仲間にもなれない感じか。
キアラ:「あ、そうか。これ聞いてなかったね。あんた、こっち側? それとも……」
騙:「オレは……」
GM:一触即発の状況ですね。そろそろ逃げてもいいですか?
アンドルー:このままここらで死んでおくのもひとつの選択肢だと思う。
キアラ:吸血鬼には無限の選択肢が用意されている。
騙:ぼかしている間に去ってもらいたいかな。
GM:では、アンドルーに向かって物陰から小さな影が飛びかかってきます。
アンドルー:鞭を伸ばしてそれをシールドにして止める。
GM:犬です。THE DOG。「吸血犬」モモコです。
騙:動物病院かよ!
ミスカ:動物多いな今回。
GM:モモコとアンドルーがじゃれている間にマツリはすたこらさっさと逃げます。後でモモコも。
アンドルー:あらら。「追うぞキララ!」とダッシュを開始するとともに、禍月少年に「何を躊躇しているのか知らないが、足手まといにだけはなってくれるなよ。戦えないのであればそこで震えていろ」と言っておく。
キアラ:「オッケー!! ぶっ殺してやるよ!!」狼に変身して駆けて行く
騙:「何も、何も知らねえくせに……!」ぐっと拳を握ります。
アンドルー:まあ、何も知らんわな。
騙:一人残されたい。
GM:感情判定しましょっか。

騙◆《心臓》行為判定/成功。

騙:成功した(感情を怒りに)。多分これアンドルーに怒ってるな。ここでメール打ちたい。
GM:なるほど、ここでミスカを呼ぶと。
アンドルー:絵文字とか頑張って使う。
GM:使ってる余裕ないだろ!
キアラ:電報みたいな調子で送りそう。
GMオレキトク スグキテ
騙:どうしたらいいか分からなくて、ふとポケットのスマートフォンを見るんですよ。アドレス帳には叔父 母 木間島美須賀 くらいしかない。
ミスカ:スマホなんだ。
アンドルー:現代っ子め。
ミスカ:ミスカは折りたたみのパカパカする奴が好きだから変えない。
GM:あ、騙の導入タイプどうしましょうか。決めないで来ちゃいましたけど。
騙:あー、防衛がいいな。マツリへの想いを大事にしたい。
GMウフフオッケー。壊しに行きます。
アンドルー:自分で自分のハートフルメモリーを壊しに行くのか。いつまでも古い記憶にしがみつくな、今の私を見るんだァ! といういいセリフとともに。
GM:いいセリフだなあ。そんなこと言いませんけど。
騙:木間島美須賀にタッチして、震えた指でメールを打ちます。『霧坂総合病院まできてくれ。できれば、すぐに』助けてとは言えない。
ミスカ:『すぐ行く(走る絵文字)』
GM:一旦シーンを切りましょう。対峙シーンに。

■対峙シーン

GM:四人で出てくるシーンですね。適当に追い詰めてください。
ミスカ:ミスカは適当なタイミングで入ってきます。
アンドルー:【斬空領域】で血徒を皆殺しに……。
GM:ころされる。
アンドルー:キアラが前衛で突破口を開いてるのをアンドルーが鞭でサポートしてる。マツリに向かって一直線。
GM:血徒はこの病院の患者とかですね。死が近いので吸血鬼の誘惑に弱いのでしょう。
アンドルー:友達になろうぜ、みたいな感じでちゅっちゅしまくってたわけや。このエロガキめ。
キアラ:まあ吸血鬼はみんなそんなもんですよ。
GM:まあ、マツリは奥手なほうなので血徒の数はそこまで多くはないですね。問題なく振り払えます。
アンドルー:吸血をためらう吸血鬼を奥手って呼ぶのはオシャレな気がした。
GM:本当は騙が初めてがよかったんですけどね。
騙:まだ吸血処女は保ってる騙。
ミスカ:どっちかというと吸血鬼童貞では。
アンドルー:刺されるほうだから処女なのかもしれん。
GM:攻め込まれるほうですからね。吸血童貞は吸血鬼に対して使われる。
キアラ:つまり杭をマツリにぶっ挿したら吸血童貞喪失?
アンドルー:童貞と処女を両方捧げるのか、エローイえげつない、ろくでもない、いやらしい
GM:最悪だ。
キアラ:今どういう状況でしたっけ。
GM:逃げるマツリを追いかけるシーンです。データのない血徒が死んだりしてますね。
アンドルー:並み居るフレーバー血徒どもを7ダースほど蹴散らす。
GM:この病院の患者全滅するんじゃないか?
騙:とにかくマツリに会いたいね。進んでいく。
キアラ:「オラぁっ! 隠れてないで出てきやがれっ!!」防火扉とかバリケードとか壊してる。
アンドルー:パワフルやなーキアラ。
騙:こっちが敵みたいだよ!
GM:狩人はこれだから。どこに隠れているか病院シーン表を振ってみましょうか(コロコロ)屋上だ。いつのまにか夕暮れ時になっています。白いシーツがぱたぱたとはためいています。
キアラ:もう逃げ場はないぜ。
GM:そう思うでしょう?
ミスカ:何かあるの?
騙:追いかけて出てきていますね。屋上で一緒に対峙中。
ミスカ:まだ出ないけど病院自体には到着してますね。血徒の死体を辿って行くと屋上に続いているのがわかる(笑)。
GM:マツリの周りにはデータのある血徒が四人ほどいます。
アンドルー:「短い期間でこれほどの数の血徒を生むとはな。見た目は餓鬼だが、これ以上育てば厄介だな」
GM:まず、「お守りの」ヘクター「吸血犬」モモコ、そして女性が二人ほど。目に痛いナース服を着た女と病院着の地味な女です。
ミスカ:コスプレじゃねーの!?
アンドルー:あの、ドンキとかに売ってるやつ。
GM:ナースのふりをして紛れ込んでいました。これも吸血鬼の陰謀の一種です。
ミスカ:妖女、二人いますよね。
騙:妖女はやばい。
GM(マツリ):「寄ってたかってか弱い女の子を追い回すなんて最低!」
騙:状況は確かに一人の女の子を追い詰めている大男と狼と中学生
キアラ:「女子だからノーカンー」人型に戻る。
GM:そういう問題じゃねーだろ。
ミスカ:ぼちぼち出てこようかな。「騙!」
GM:また増えた、という顔。マツリは戦いたいわけじゃないんですよ、騙くんとお話がしたいだけなんですよ。
騙:戦いそうなアンドルーとキアラを手で制しながら「聞きたいことがある」
GM(マツリ):「うん」
騙:「お前は、『人間』の敵か?」
GM:そういえば、マツリは騙が吸血鬼狩人だってことを知らないんですよ。
騙:言ってそうにないですよね。
GM(マツリ):「……そーいうカタリは、ひょっとして……《吸血鬼狩人》、ってやつ?」
騙:杭を取り出しますね。
GM:あちゃー、という顔。
ミスカ:致命的なミスだなこれ。
アンドルー:友達は選びましょうといういい例。だいたいなんだそのお前の彼氏とか言うのは……仕事がヴァンパイアハンターだって!? そんな地に足のついていない仕事しかもレベルが上がると文字通りのことになる。を許すわけにいかん!
キアラ:誰!?
アンドルー:いや、マツリのお父さんだったらきっとそう言うハズ。
GM:マツリのお父さん今何してるのかな。
アンドルー:意外と何も知らんと日常生活送ってたりして。
騙:「《吸血鬼狩人》……禍月騙。……吸血鬼を殺す、禍月の家系だ」眉間にしわよせて、震えた手で杭を突きつけますね。
GM(マツリ):「別に……《人間》とかよくわかんないけど。わたしはカタリといっしょにいたいだけ」
騙:「オレは。お前なんか、嫌いだ!」
GM(マツリ):「! でも、わたしはカタリが好き。ずっとカタリと遊んでたい……永遠に!
ミスカ:戦闘に入るセリフだこれ。
アンドルー:コンシューマRPGだったら「永遠に!」のところでジュインジュインって戦闘に入る。
キアラ:あるある。
GM:実はまだ対峙シーンなので戦闘には入りませんよ。言いたいことがあるならいまのうちにどうぞ。
騙:「いつも邪魔ばかりして、オレをからかって、お前なんか!」全然嫌いじゃない。
ミスカ:ツンデレだー。大人はわかってるよねこれ。
アンドルー:かわいいな。
キアラ:キアラはかなりどうでもよさそうな顔で眺めてそう。
ミスカ:ミスカはこの会話で二人の関係がだいたいわかる。
GM(マツリ):「別にいいもんねえ……カタリがその気にならないなら、その気にさせるだけだから!」周囲に違和感が発生します。急にブロックパズルのように空間が分断され……例えが難しいんですが、風景が区画に区切られてシャッフルされるような感じ。それを三次元空間でやります。
アンドルー:ジャゴジャゴジャゴジャギ。
GM:で、病院が異界化します。シャッフルが収まるといつのまにか狩人は屋上とは別の場所……どっかの廊下にいます。吸血鬼たちはいません。
アンドルー:四人そろって廊下におる感じ?
GM:はい。病院とは思えないねじ曲がった廊下になっています。ぶっちゃけるとペルソナ1の最初のダンジョン御影病院。です。
アンドルー:あの病院らしからぬ複雑奇怪なデザイン。
GM:この異界化現象はしばらくは収まりません。具体的に言うと人間の姿を倒すまでは。
ミスカ:壁とかは普通の病院ですか?
GM:普通ですね。構造がむちゃくちゃになってるだけで。廊下のドアを開けてもまた廊下に出たりします。
アンドルー:大丈夫大丈夫、階段の踊場で反復横跳びSPが回復する。していれば敵が出てこない。
キアラ:「ヒュー、いいね。楽しめそうだ」牙を剥く。
アンドルー:(異界化か……)「禍月の、覚悟はできた様だな?」と確認するが。
騙:「オレは狩人だ。やるべきことはやるつもりだ……だがな。オッサン、お前のことは気にくわねー!」にらみつけますよ。
アンドルー:お、これはツンデレか……違うな。「奇遇だな。俺もお前が気に食わない。さっきも言ったが、足手まといにはなるな」
騙:こうなるよねー。
キアラ:「あ、アンディのこと悪く言ったな? 殺しちゃうぞ?別に言ってなくても殺す。
アンドルー:キアラ意外と忠犬やな。
騙:怖いこの人。吸血鬼なのでは……?
GM:いいがかりすぎる。
キアラ:ギスギスやで。
ミスカ:「あ、あの! 私は木間島美須賀です。騙くんに呼ばれて来た狩人です。これはすあま」
騙:「……禍月騙」めっちゃ寄ってくるすあま追い払う。
キアラ:「へえ、かわいいじゃん! あたしはキアラ・ファリニシュ、北の国からこんにちは こんにちは来たよ。よろしくー」
ミスカ:大雑把だな。
アンドルー:「……(猫?)どうもこの国の狩人は子供が多いな。俺はアンドルー・マクベイン。北というのはアイルランドだ」
ミスカ:「よろしく。えーっと、とりあえず、まあ、あの、吸血鬼を退治する、でいいんだよね。……だから、私を呼んだんだよね?」
騙:「…… そうだ」
アンドルー:「だそうだ」(フッ……)
騙:こいつっ。
ミスカ:「じゃあ、お互い、協力してがんばろう」
キアラ:「いえーいチームだね」
ミスカ:「とりあえず、吸血鬼の元に向かうって感じかな」
GM:それはそうと吸血鬼が感情判定します。

マツリ◆《心臓》行為判定/スペシャル。

ミスカ:はあー。
騙:ウワー。だからダイスは殺すべきなんだよ。
キアラ:モラルが増えるよー。
GM:こんなところで出なくてもいいんだよ。追跡フェイズ入る前にランダムで関係決めましょう……(コロコロ)カタリ→アンドルー→ミスカ→キアラ→カタリで。
アンドルー:どうやって決めるんだっけ。
GM:ランダム表でもいいし自分で決めてもいいですよ。ロールオアチョイス。
ミスカ:(コロコロ)「友情」にしよう。
アンドルー:(コロコロ)保護欲/殺意……いきなり現れて仕切りおってこの猫使いめ!
ミスカ:で殺意なの!? 重い!
キアラ:猫を使うとはこの女殺す!
アンドルー:普通に「保護欲」で。子供だし。
騙:嫌悪」にしよっと。
アンドルー:嫌われちゃった! なんでや!
GM:普通嫌いますよね。
騙:だってこんなの揺れざるをえないよ!? 好きな子吸血鬼だよ!?
キアラ:(コロコロ)「不信」にします。こいつ本当に吸血鬼倒すつもりがあるのかな、という感じ。


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