三叉路の迷子たち / 5.

GM ふー、フーーーーー

アルバ 南無阿弥陀仏

コウモリ 神様仏様ダイスの女神様……

ミュア おねがい…おねがい…

GM はじめる前にアルバチャンに伺っておきたいんですが
亡者化判定はどのタイミングでおこないましょう。

ダイスはすぐにふっていいですし、演出ギリギリまで待っても構わない。

亡者化のタイミングも、この夜のうちでもいいし、翌朝突如、という形でも構わない。

といったかんじです。

アルバ 全ては自由ということ……

GM はい。ここはもうプレイヤーの好きなように……
判定の結果以外は自由に……

アルバ ルールを確認しておこう

GM ここから先は、セッションの項目の最後、エピローグの区分けに入っていきますね

アルバ 判定には技能やアイテムを使う余地はないということで大丈夫ですね

GM ですね

アルバ 正真正銘さいの目勝負だな

GM 信じられるのは己のダイスのみ

アルバ とりあえず判定せず、エピローグを始めたいなと思いました コウモリちゃんの予後なども気になるので……

コウモリ エピローグ、エピローグどこからはじまりなんだろう

GM 了解!まずは進めていきましょうか。猫が息を引き取った直後から!

アルバ 失敗したとしてもすぐには亡者化はしないつもりなので
はーい

ミュア りょうかいです~

コウモリ フウフウ……

アルバ EDソングが「ねぇ、神様?」になるか「晴れてハレルヤ」になるか勝負だ

GM それでは、はじめていきましょうか!よろしくおねがいします!

アルバ よろしくおねがい陀仏!

ミュア よろしくおねがい神様!
しっとりめの音楽……

GM ……動かぬ猫と、月に照らされた薔薇。
猫の亡者『ジャック・イン・ザ・キャット』が息絶えると同時に、配下の亡者たちも動きを止めます。
雑魚亡者の群れのほとんどは末裔たちによって引き止められておりましたが、ジャック・イン・ザ・キャットには敵わなかったでしょう。
このままきみたちが逃げていれば、町は廃墟と化していました。
けれど……立ち向かった結果、失うものもあるのかもしれない。

それは、これから決まること。

GM とりあえずこのへんから……みなさんの様態をロールしていきましょう

アルバ 静かに納刀する。

GM 今気づいたのだけど、BGM名称「白い星が散った夜」なんですね。……。

アルバ 「……ご無事ですか、ミュアさま」

コウモリ ウウウ………ウウ!!

アルバ へ~

ミュア ぺたりと座り込んだ姿、その姿を見上げる。
「……小鳥さん……。」目の前のその人は、今はもう小鳥ではない。でも、そう呼ぶしかなかった。

コウモリ よきですね よき……

ミュア 「コウモリさんは……?」

アルバ 「……」す、と懐に抱いていたものを掌に乗せて差し出す。

コウモリ ……その掌から、赤い色が滴り落ちる。
白い毛皮もぼろ切れのような翼も血塗られたまま
 それは小さな息をして静かに眠っている。

コウモリ 赤くしておきました 

GM 血が……
て、丁寧な演出!!

ミュア 「血が……。でも、これは。」怪我はしている。けれど、この量ならばすでに命を落としているはずで。

ミュア 赤いけど、ほとんどはアルバチャンの血で染まってる…で、ですよね?

アルバ そのはず……

コウモリ その赤い色は、誰のものでもない
 目の前の剣士から伝わり落ちるもの。

GM アルバちゃんの血に染まって眠るコウモリちゃん…………

コウモリ 快眠だよ……

ミュア 「小鳥さん。小鳥さんこそ、お怪我は……痛っ」

コウモリ ミュアちゃんもなんだかんだで致命傷なのだよな……

GM そう、援護がなかったら判決していたぐらい致命傷だった……

アルバ さほど無事ではない

コウモリ 身体がぼろぼろと心がぼろぼろ

ミュア HP的にはアルバちゃんがいちばんげんきだけど、だいじなものをけずっている……

アルバ 近づいて身体を支える。「……この傷は、自分でつけたものです。案ずることはありません」

コウモリ その切っ先に刺さったものが一大事なのですよね……

アルバ 「コウモリは、そうですね……キスでもすれば目覚めるでしょう」

コウモリ ふふふ

アルバ 小さく笑う。「……確か、そんなおとぎ話がありました」……さて、あれは王子だったか、姫だったか。

GM はわぁ……童話……っ

ミュア ああ~~~おとぎ話……

アルバ オラッ起きろ!

コウモリ いやぁ いいですね いいですね

GM もちろん起きて構わないのだ!
亡者に勝ったらキスでもでこぴんでも目覚めることができちゃう

ミュア 「……目覚めのキス……」

コウモリ それは静かに息を吐く。
 酸素をもとめ、ちらりと牙がのぞく。
それはあの夢のような苦しげなものではなく……とても穏やかなもの。

ミュア 「ああ、そんな物語もありましたね。素敵ですぅ…♥」

ミュア このままキスするか、アルバちゃんに託かでなやみ中……

アルバ どっちでもよいと思いますよ……

コウモリ パスしてもされなくてもコウモリはそれなりに反応するですよ!

GM どっちも見たい選択肢だ……ADVならここでセーブする

コウモリ せーぶ!せーぶ!

アルバ もちろん鳥は姫にさせるつもりですが

ミュア どっちもみたいし、両方からほっぺにちゅーでもいい…

GM かわ・・・かわ・・・

コウモリ かわいい選択肢すぎる

アルバ へえ・・・

ミュア 酸素をもとめているのはおくちだけど…両方からほっぺにちゅーの方向でもいい…?

コウモリ 全然問題ないですよ!

GM 愛の力で目覚めましょう

ミュア わーい!

ミュア 「ねぇ……でもそれは、王子様の役目ではなかったかしら……?」

コウモリ (というかこの時点でコウモリ起きてるので……

アルバ フフッ

ミュア 「小鳥さん、お力を貸してくださいな。いっせーので、いっしょに、キスを。」

ミュア コウモリちゃんwww

アルバ 「とはいえ、ここに『王子様』は……」きょろきょろと見渡して、

GM かわいくて溶けちゃうな

アルバ 「え?」

ミュア 「え?」

アルバ 力を合わせればいいという問題なのだろうか。

コウモリ 「……………」

アルバ 「…………」

コウモリ 「…………………ふふっ」

ミュア ああっコウモリちゃん!!

GM ふふっ!

アルバ 「……おい」

コウモリ 「……ふふ、んふふ……ふふふふ……」
……かくん、と。
 不安定な身体が、ゆるりと傾いで。

ミュア コウモリちゃんのアイコン…どこか…不穏!

コウモリ 「……ふふ、も、もうだめ……しんじゃう、ふふ、ふふふふ……」

ミュア 「まぁ、大変!」

アルバ (ものいいたげな視線)

ミュア 「ねぇ、小鳥さん…?」ちら、ちら

アルバ 「…………ミュアさまの仰せのままに」

コウモリ 大丈夫大丈夫 ほのぼのほのぼの

アルバ 嘆息して、コウモリを手に乗せたまま腰をかがめて、ミュアと顔の高さを合わせる身長差逆転

ミュア 「それじゃあ……」
「いっせーの……せっ。」コウモリの、片方の頬にキスを。

アルバ 「……」反対側から唇を押し当てる。

ミュア うっうぅうっ…… ほのぼの……

コウモリ ……ふたつの やわらかな感触。

GM 救われてくれ……

コウモリ  なんだかくすぐったくなるような、あたたかさ。
「ふひひ……ふは……あははは!!」 

コウモリ  ついぞ耐えきれないという風に、大きな笑い声。
……そして、赤く頼りない翼が、大きく広げられて。
  ふたりをぎゅっと抱きしめた。
「……まったくもう……ほんとうに、ほんとうに…………まったく!!」

ミュア 「ふふ、ふふふ……っ」つられて笑い声。

アルバ 「何がおかしい」仏頂面

コウモリ 「なぁに、ふふ、僕もようやくわかったってことさ。」
「きみたちが本当にどうしようもなくて、仕方なくて……」
「うん、そのくらい。 
  ……僕のこと大好きだってこと!!……。

GM どうしようもなく愛い……

コウモリ 「ま、そりゃそうだよね、僕ってばこんなに健気でかわいいんだもの。」

ミュア 胸がいっぱいになってしまう・・・・・

コウモリ 「君たちにはもうちょっと、働いてもらわなくっちゃ! ふふふ。」

アルバ 「はい、はい」呆れたような声。わかってやれよ…

ミュア 「まぁ、コウモリさんったら。 可愛いですねぇ…♥」

アルバ 「………… 私のほうが可愛いですが……?」

コウモリ 「おや? おやおや??」

ミュア んふふwww

コウモリ 「その大きな身体で、僕と張り合おうっていうの?」
「それはとんだお角違いというやつだよ!
 あはは、かっこつけの小鳥ちゃんのくせに!」

アルバ 「格好つけるのは疲れるからな」
コウモリの翼を雑に掴んでひっぱる。
「この身体は、お前を黙らせるのには便利かもしれない」

ミュア 「小鳥さんもかわいいですけどぉ……たしかに、今はかわいいというより……」
「まぁ!コウモリさん、大丈夫…?」

コウモリ 翼を ぐい、とひっぱられて。
「…………あ……」
がくん、と身体が傾ぐ。

アルバ 「えっ」

コウモリ その感触は思いの外、軽く薄く、弱弱しい。

アルバ 「あっ……違……」

コウモリ 「……………ふふ。」
「…おっと…………………。」
「……………。」

ミュア 「コ、コウモリさん…?」

アルバ 「おい……!」

コウモリ  ………返事はない。

GM ええ……!

コウモリ  ただ、すやすやと寝息が聞こえている。

ミュア 「………まぁ!」

アルバ 「…………はあああああ」
がっくりと膝をつく。

コウモリ すぴ……くかぁ……

ミュア 「……ふふっ。」アルバのその様子に、笑みが漏れる。

コウモリ この子精神面めちゃ健やかだから……

アルバ 「……修行別に修行なんてしてないのでそれっぽいこと言ってるだけである。が足りませんね」自嘲。

コウモリ それは非常に幸せそうに
 むにゃにゃと、口をもごつかせている。

ミュア 「そういうところが、小鳥さんの可愛いところですよぉ…♥」

アルバ (不服そうな眼差し)かわいいって言われようが言われなかろうが不機嫌になる鳥。等身が上がったことでシリアスな気持ちになっているのかもしれない

コウモリ 小鳥ちゃんはかわいいねぇ~

ミュア つんつん。幸せそうに眠る頬をつつく。

コウモリ つんつん!えいえい!

アルバ 「まったく、手間を掛けさせて……」

アルバ あとは、昏倒した亡者の処遇ですかね
このシーンでやっておくべきこととしては……

GM 昏倒した亡者は、もう死亡したものとみなして構いませんね。大体そうなります。

コウモリ それもあったな! 永遠にしちゃう?

GM 記念品を剥いで帰るとかはしても大丈夫ですが

ミュア 人形化…できるのかな??

GM 望めば可能でございます

ミュア ふむふむ…!

GM 特に何もなければ、一晩のうちに末裔が色々手配してくれるでしょう。お墓作ったり。

コウモリ お墓…………

ミュア ああ、お墓で手厚く葬ってくれるのならば、それもすてがたい…

コウモリ 頬をつつかれると、くすぐったそうに身をよじる。
何やら素敵な夢でも見ているのかもしれない。

アルバ 「……」コウモリを抱いたまま立ち上がる。

コウモリ これはコウモリもちょっかいだすより、
手厚くミュアさまの心のままにという感じがあるよね…

アルバ そうして彼方、赤く塗れた雪のような薔薇に包まれたあの亡骸を、なんともなしに眺めた。

ミュア アルバチャンずっとコウモリちゃん抱いたままなの、にこにこしちゃうわね…

コウモリ しちゃうわね……

GM 心のままに……!

コウモリ ある意味最後の揺らぎの声をきいたのはミュアちゃんだからね…

ミュア その後をついて歩く。薔薇につつまれた猫の亡者の亡骸を見つめる。
そうっと、手を伸ばして

ミュア 「猫さん、猫さん。どうか、ミュアのお人形になってくださいまし。」

GM お人形だ……!

アルバ 「……?」心配そうな表情。

コウモリ あっ…… そうだね、そうか 知らないのか……

アルバ 鳥には初情報ですね

コウモリ 小鳥ちゃんは小鳥ちゃんだもんな……

ミュア お人形の事も…じつは男だという事も…!

GM ねこちゃんどうしましょう?
ふしぎな力(疵=ネクロフィリア)で手ごろなサイズにもできますが

コウモリ 便利!ふしぎなちから!

ミュア そうですね、てごろなサイズにできればぜひ!

GM OK!ではでは

コウモリ (よかった……大きな毛皮を担いだ男前なお姫様はいなかった……!)

猫の亡者 ミュアがそう語りかけると、血に塗れた亡者の姿がみるみるうちに縮んでゆき……
両手で抱ける程度の、小さなぬいぐるみと化しました。

アルバ マタギになっちまう

GM 猫が生前抱いていたものと、姿かたちはまるで同じです。

ミュア 「ああ、ようやく……。」
猫のぬいぐるみを、ぎゅっとその胸に抱きしめる。

(でも……『残念』。)
何度も、何度も。永遠が目の前に見えた。けれど、手はとどかずに。
なぜ、私ではないのだろう。
永遠にねむりつづける姫に恋焦がれたのは。
誰よりも、『永遠』になりたかったのは、自分だったはずなのに。

コウモリ はぁ~~ミュアさま ミュアさまよ……

ミュア 今は、ただただ、笑顔でぬいぐるみを抱きしめる…。

GM ミュアさまの笑顔から疵がじわりとにじみ出る瞬間、たまんないな……

アルバ ……その変容に、剣士は目をみはっていた。「……」

アルバ こんなとこですかね……?

ミュア こちらはおっけーです!

GM 亡者はもう泣かない。壊れもしなければ、壊しもしない。
ただただ、そこに永遠を宿すのみ……。

GM うん……! どうしましょう、ここで夜はシーンを切りますか?

ミュア 猫チャン…!ぬいぐるみ化ありがとうございましたっ

GM プライズがぽんっと出ましたね もこもこのぬいぐるみだあ

コウモリ もこもこだ~!!お友達がふえたぞ!

アルバ そうですね~ひとまず区切って
いや~ いいエピローグでしたね(終わっていないのである……)

GM そう……おわっていないのである・・・・・

ミュア アルバチャン…

アルバ えっとですね

コウモリ おわらないんだな…………

アルバ この後何らかの形でミュアさまと二人でしゃべるシーンをやりたいですね

GM ふむふむ!

ミュア おお!

コウモリ やった!じゃあコウモリ寝かせとこう 引き続き

GM ……こうして、迷えるものたちの舞踏会は、ひとまずの終わりを迎えました。

アルバ コウモリ氏は適当なところで介入したりしなかったりしていただきたい

GM

コウモリ オッケーオッケー 気配を感じたらするりと現れますとも!

ミュア うえお~どきどきする ちょっとだけお水くんできます(5分とかかりません…!)

コウモリ いってらっしゃい……!

アルバ はーい

コウモリ ハッピーエンドの続き……がんばっていこう……!

GM それからは……
三種の末裔たちがかけつけて、謝礼の言葉を述べると共に、
きみたちに手当てを施しはじめました。

GM OK……!GM描写だけつづけておきます

コウモリ 手厚い……

ミュア もどりましたっ

コウモリ おかえりなさい~!

ミュア 迷えるものたちの舞踏会・・・・・

GM 特にコウモリの様態はひどく、並の末裔であればこの時点で息を引き取っていてもおかしくありませんでした。

しかし、この数時間で穏やかに眠れるほど安定したのは、救世主の持つ疵と、六ペンスコインの賜物なのでしょう。
現在地は宿の個室。時刻は朝方の四時。
ベッドではコウモリが眠っておりますが、お二人は如何いたしましょう。

アルバ 夜明け前だ

GM ぼんやりと日の光がみえはじめてるかもですね

コウモリ (すややか……)

GM コウモリちゃんも必要が生じたら起床していただければ!

ミュア ふたりで話せるロケーション、というと起きてるかミュアがおきたとこ、とかかな…

コウモリ コウモリは隣の部屋からだってぬるりと起きだしてきますとも!

ミュア ぬるっぬるっ

コウモリ 背後にせまる白い影

アルバ ベランダとかあることにしていい?

GM いいですよ!生えました

コウモリ おお、ベランダ!

アルバ サンキュー

コウモリ いいですね~良ロケーション……

ミュア いいロケーションだ…ベランダ…

GM 外の景色を映し出しておきましょう

アルバ いつのまにか小鳥の姿に戻って、ベランダの欄干に止まって未明の空を眺めています。

ミュア 小鳥のアルバチャン!!

コウモリ 小鳥ちゃんだ

アルバ 福利厚生

コウモリ おそらきれい……

ミュア 窓を開け、ベランダに現れる。「まぁ。」先客の姿に、ちいさく声をあげた。

アルバ 「おや、もうお起きで?」
ぴーちょぴーちょと振り返る。

コウモリ いつもどおり……。の小鳥ちゃんだ……

ミュア 「ええ、なんだか目が覚めてしまって…小鳥さん、早起きなのね。」

ミュア もういつもどおりの小鳥ちゃんをみただけでないちゃうよ。・・・・・・・

コウモリ ふたりきりのシチュエーションが見られて嬉しい反面この、このかんじね……

アルバ 「小夜啼鳥は、その名の通り夜明け前に鳴くものですから」

GM ちょうどいい時間だった!

アルバ 「ミュアさまは怪我がこたえているでしょうし、もっとゆっくりお休みになっても良いんですよ」

ミュア 「だから小鳥さんの声が、聴きたくなってしまったのかしら…?」

コウモリ 夜更けからのコウモリちゃんとは真逆の生活スタイルですね
かあいい……

アルバ ナイチンゲールの生態には詳しくないので適当言ってる可能性もあります

ミュア 「ええ…でも、もう少しだけ、ここで声を聴いていてもいい?」

アルバ 「なんという光栄な話……」
「ええ、ええ。囀るばかりが能ですから」

コウモリ ふふふ、でもそう返す小鳥ちゃんがすき……
すきだから……(祈)

アルバ 話すシーンをやろうとは決めていたが、何を話そうかいまいち決まっていない

ミュア 「そんな。小鳥さんは…。」昨日の剣士の姿を思い出す――
「小鳥さんこそ…ゆっくり休まなくてもいいのかしら?」

コウモリ このままずっとふわふわしてよう永遠にしよう

ミュア 永遠がここにあったか………(ない)

GM 夜明けの空をみながらだらりだらりとしゃべる、それだけで十分に良い

アルバ 「おお、お優しいお方……ワタシなどにもったいない慈悲!」

コウモリ わかる…………

アルバ 「では、どうかあなたの腕の中で休ませてください。きっとそこがワタシにとってもっとも安らかな場所でしょう」
そう囀って、ぱたぱたとミュアのもとに飛んでいく。

ミュア 「腕の中で…?ええ、ええ。もちろんです。」
腕を広げて、迎え入れる。

ミュア ううう~~~~アルバチャン・・・・・

アルバ それに気後れする様子もなく収まる。コウモリが媚びる仕草に、似ているかもしれない。

コウモリ 素直な小鳥ちゃん 小鳥ちゃん…………

ミュア はじまったらすぐ亡者化判定!かとおもってたので、こうして和やかに話せる時間いただけてありがたい…

コウモリ そうしてゆっくりと熟成されていくのですね……

アルバ 「夜明け前の空が、ワタシは一番好きです。この堕落の国でも、それは変わりませんね」

コウモリ こんな笑顔のアイコンなのに すごい くるしいな……

ミュア 片方の腕で抱き、もう片方の腕で、その羽毛を撫でる。

GM ゆっくり ゆっくり育むのだ……
実際、すぐに判定しないと落ち着かないパーティーや、少し時間がほしいパーティー、いろいろいますゆえ

ミュア 「ええ。綺麗な空。夜明け前の空が好きなのは、あなたが小夜啼鳥だから…?」

コウモリ こちらはまぜまぜゆっくりスタイルですね……
(こねまわされる情緒たち

ミュア 亡者化判定どうなるかでだいぶロールの意味もかわりますしね…!

ミュア 貴方が一番好きだという、その空を見上げる。

コウモリ うむ……存分にふたりには語り合ってほしいという気持ちがある……

アルバ 「太陽が歌うからですよ」

コウモリ 語り合わなくてもいい そこにいて………

ミュア アルバチャン、詩人・・・・

アルバ 「雲と、朝の空気に、陽の光が当たって、きらきらと歌うのです」

コウモリ はぁ~~ウウ! 抒情……
歌い囀る小鳥ちゃんであるよな……

ミュア 「太陽が、歌う……。」

GM 物語から生まれてきた子なのだなあ、と思わせてくれる……

アルバ 「世界は歌に満ちているのです。ワタシのさえずりも、その一つにすぎません」
「あなたにはありますか? 好きな歌は……」

ミュア 世界は歌で満ちている…? 太陽をみあげたまま、耳を澄ませる。
「好きな歌。好きな歌……たくさん、たくさんあった気がします。」

コウモリ ふあ……

ミュア 「けれど……いま一番好きなのは、きっと、小鳥さんの歌だわ。」

ミュア 神様おねがいこんなよいこを亡者にしないでおくれ・・・・・

GM 決めるのはダイスの神様なんですねえ……

コウモリ 神様…………ッ!!

アルバ 「……そう。それは光栄です」照れる気配もなく微笑んでいる。

アルバ 「……ミュアさま。」

「一つ頼み事があります」

腕の中で身体の向きを変えて、視線を合わせる。

ミュア 「……頼み事?」
視線を太陽から、腕の中へと。視線があう。

アルバ ひと目見たときから、天使のようだと思った。

天使など見たこともないくせに。

“ほんとうの恋人”に違いないと思った。

アルバ 「ええ。あなたにしか頼めないことが」

GM ああ……!

ミュア 「ええ、もちろん。なにかしら…お聞かせくださいな。」

アルバ そろそろ何らかの力でBGMが止まりますチラッ

アルバ 「ミュアさま」

GM はい
……

アルバ 「このまま」

アルバ 「ワタシの息の根を止めてください」

ミュア うぐうううーーーーーーーーー

GM ああああ~~~

コウモリ ンンンン~~~~~~~~~

ミュア ううううううう
うっっっっうっ

GM 全員でたいへんになる

ミュア ………まるで、ぴたりと時間が止まってしまったよう。
静かな、静かな、朝の空気の中。その囀りは、確かに耳に届いた。

GM どうなってしまうのこれ・・・・・・・・?

ミュア 「……?ごめんなさい。もう一度、お聞かせくださいな。」

アルバ わからない……

アルバ 「あなたは、嘘をつきましたね」

「あの時」

「あなたは亡者の亡骸を、ぬいぐるみへと変えた」

「その時、ワタシにはわかったのです。あなたの抱える心の疵が」

ミュア 「……………。」

アルバ 「あなたが真に愛する歌は……」

「“沈黙”」

「違いますか?」

ミュア うううう~~~~~~

GM ううう~~~~ふふふ

ミュア 「…………ええ。」そう、沈黙。それは確かに、愛する歌のひとつだ。
「でも、どうして?どうしてそれが、あなたの息の根を止めることに…?」

ミュア BGMの沈黙もあわさってううう

コウモリ がんばれ……がんばれ…………!!

アルバ 「おやおや」できの悪い教え子に対するような困った笑み。

「音楽よりも沈黙を愛するならば……」

「歌う小鳥ではなく、歌わない小鳥を選ぶべきでしょう」

GM ここはもう~~ね!音もなく向き合ってほしい!

ミュア 「……小鳥さん、それは」
「私の。私だけの小鳥さんになってくださる……ということ?」

アルバ 「…………」
小鳥の胸から、血が流れ出している。今にして現れたキズではない。どうしてかあなたは、小鳥のキズがふさがっていないことに気づけないでいた。
ガラスのようにきらきらとした茨の破片が、ずっと小鳥の心臓に刺さっている。おとぎ話のナイチンゲールは、ばらの棘を自分の心臓に刺した。

GM きずが……

コウモリ 抉れているなぁ……

アルバ 「ワタシはきっと、それを、望んでいたのだろうと……思います」
問いかけに、小鳥の囀りがゆらめいた。
あなたの指を、ガラスの破片まで翼で導く。

GM ど、どうなる どうなっちゃうの

ミュア 「小鳥さん……。」

アルバ 「どうして、こんな深いキズに、気づかなかったのでしょう、ワタシは」
「貫かれることも、引き抜かれることもなく、時間が止まったように……」
「まるでずっと、終わりを拒み続けていた」

コウモリ はぁ~~ ウンウン

アルバ 「わたしの歌は……あの時終わっていなければならなかった!」
「そうしなければ、薔薇は、咲かないのに」

ミュア 指先に、破片の固く、鋭い感触。いま、この指を軽く押せば――
小鳥の心臓はたやすく貫かれるだろう

アルバ 何が鳥の亡者化にふさわしいかと考えた結果、とてつもない回り道になっています(解説)

ミュア そうすれば、
小鳥さんは 私のものに 私と一緒に 『永遠』に

GM いいぞ 自由にやるのだ……!

コウモリ のだ……!!(いつでも割り込む姿勢で)

ミュア ……頬が染まる。心がふわりと高揚するのを感じる。

GM それはそれとしてもう観客席にいるGMは「どうなっちゃうんだ……!?」とあわあわしている

ミュア 「……かわいそうな小鳥さん。
 ずっと、こんな破片が、胸に刺さっていたなんて。」

アルバ どうするにせよどうなるにせよ、うまくやるつもりなので、心の動きの命ずるママにやってほしいなと思いました

ミュア うす!

アルバ 「ミュアさま」

コウモリ なるほどね………

ミュア やばいとなったらヘルプをもとめにきます……

アルバ 「あなたを、信じています」すがるように両の翼を重ねる。
ワタシを、ワタシの薔薇を、ずっとあなたのもとに飾ってくれるとおとぎ話のナイチンゲールの赤い薔薇は、結局は捨てられ、荷車の車輪に潰される。
「そうして、あなたが愛を語らう時、ずっとお傍にいられることを……」

コウモリ 何かやりたい時はステイかけておくれよな……

ミュア 「ええ。小鳥さん。大好き。大好きよ……。」それは、嘘偽りのない気持ち。

ミュア けれど……なぜか。
ガラスの破片を押し込むために、指が動かない。

コウモリ ああ、ああ……

ミュア 押し込めば、この囀りは、二度と聞こえなくなってしまう。
沈黙。その歌を愛している。愛しているはずなのに

アルバ 「……!」ミュアの言葉のひとつひとつに身を震わせる。流れ出す血を通して、二人の温度が同じになっている、そんな錯覚の中に小鳥はいた。

ミュア 「……沈黙は好き。けれど、貴方の声が、二度と。聴けなくなると思うと」

アルバ 「…………」
小鳥が待望するものは、訪れない……。

アルバ ……そろそろ……
判定をしようかな、と思いました。

GM hou
ついに……やりますか

ミュア う、うううううう~~~~~

アルバ よろしいですか? ミュアさま

GM ここで・・・・・・・・・

コウモリ がんばれ……がんばれ…………

ミュア あと5分ほどください…

アルバ あっはい

GM ふふ フーーーー入念に入念に

コウモリ 丁寧に丁寧に……

ミュア うううーーーーーーーー

コウモリ ロールは目を呼ぶものですからね……

ミュア 棘、引き抜いてもいいですか…?

アルバ 構いません

ミュア 「…………。」それ以上の言葉は、つむげない。
ただ、この棘が、小鳥の胸に刺さっているという事実が、ただ、ただ――

ミュア だから……それを掴み。そして引き抜いた。

ミュア これ……で!
これで亡者化したら・・・・つらすぎるが!?

コウモリ ウウ………

アルバ ありがとうございます
では……

GM は~~~~~っ

アルバ まず、choiceですかね

GM ですね!choice[猟奇,才覚,愛]でございます

ミュア あああ~~~~~……

GM ……亡者化判定。

アルバ やりましょう

コウモリ ふああ………

アルバ choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇

ミュア うっ!

コウモリ フウッ

GM りょうき・・・・

アルバ 「あ」

ミュア ううう・・・・

コウモリ 猟奇か…………

ミュア しかし時間かかりすぎちゃってコウモリちゃん乱入チャンスつくれなかったのがこころぐるしい…

アルバ 「あなたも」

コウモリ 大丈夫……大丈夫……割りこみせずにいたのはコウモリサイドだから……

GM 補正なし7以上……

アルバ 「ワタシを裏切るの?」

ミュア うう~~~~~~~~~!!

アルバ 2d6>=7
DiceBot : (2D6>=7) > 4[2,2] > 4 > 失敗







コウモリ グウ

ミュア うああ~~~~~~!!!!

GM あ、あっ
ああ!?

コウモリ アア アア

ミュア アルバチャン疵舐めもできず……ここでも届かず……うううう……

アルバ 不思議なことに、

GM そう…………かあ……っっっ

アルバ 棘を引き抜いても血は溢れ出さず……
それ以上流れることもなかった。

コウモリ うん うん うん………

アルバ ……

ミュア うう、うう、うう・・・・・

GM あっGM なんか音楽 要 わからない ハワ

ミュア もし才覚だったのならとどいたのかぁ…

アルバ ミュアの、海の泡のように白い首筋に、冷たい金属の感触が走った。

コウモリ  愛 そうね 愛 足りてなかったよね。

アルバ 誰かがその背に立っている。

アルバ 「 」

アルバ 「嘘 つ き」

ミュア ううう………
涙・・・・

コウモリ 音もなく 歌声が ひらりと風に揺らめく。
……白い 花弁が その切っ先に止まる。

コウモリ 「……きみにしては。」

コウモリ 「随分と下手くそな囀りだね、小鳥ちゃん。」
その白が僅か、赤に染まる。

アルバ 「最初から」小鳥と剣士が同時に口を開く。「聴けたものじゃなかったさ」

コウモリ 「そうだね、耳障りで、邪魔くさくて、
  ぴいぴい引っ掻き回すような酷い歌声だ。」

コウモリ お姫様の肩に、ひらりと華麗に着地して。
コウモリはその囀りに、ただ調子を合わせて歌う。
誰にも聞こえやしない、誰にも届きはしないその声で。
 赤が、じわりと広がる。

アルバ 「それなら」剣を握る手にゆっくりと力をこめていく。「きみたちが歌ってくれればいいさ」
「薔薇を咲かせるには」「血と歌が必要なんだ」

コウモリ 「きみにはふさわしくないね、コイン1枚にも足りない贅沢な取引だ。」

コウモリ 「悲劇の歌なんて、こんな美しい朝に……相応しくない。」

コウモリ 「……哀れだね。」
にこりと笑って、ただそれを受け入れている。

コウモリ その切っ先が、首筋に触れるまで幾ばくか。その、薄い翼があるかぎり。

アルバ 「そうやって、自分の命を試すのは」「オマエが咎人だからか?」

コウモリ 「……きみはそれに、なんて答えてほしいのかな。」
「僕はね、きみの為に歌うよ。」
「よぉく、知っているだろう? 僕はそういうことが一番の得意なんだ。」

アルバ 「オマエの弁舌で何かを変えられると思っているなら」あわれむような声。「それは無為に終わるだろう」

コウモリ 「いいじゃないか、美しい結末だ。」

コウモリ 「愛は何も変えられず、愛は空しく。それが真実の愛だった。」

アルバ 「ああ、そうだ」「絨毯に落ちたミルクとおなじ」「地獄に落ちた魂は」「天国にはのぼらない」

コウモリ 「ああ、その旋律は きみが歌うに相応しい。」

コウモリ その翼に 小さく、裂け目がはいる。
それは、お姫様の肩にぽたり、ぽたりと 赤い点を描く。

ミュア ………訪れるかと思っていた永遠は、まだ、訪れない。

ミュア 生暖かい血の感触。「……コウモリ、さん」

ミュア ……ただ、それだけ。言葉は途切れる。

ミュア そう……ミュアは嘘つきだ。
なりたかったのは、皆に好かれるお姫様。
今までだって、好かれるために、たくさんの、たくさんの嘘をついた。

コウモリ 嘘つきには相応の罰を。その代償はその身に返る。
コウモリはただ、それを知っていただけの話。
獣でも鳥でもないこの身体を。
 この身を何と示すかは、受け取るその相手次第。

アルバ 切っ先を押し込めなくなったのは、今度は剣士のほうだった。けれども放すこともできず、動けない。

コウモリ 「さぁ、お姫様は何をやっているのかな?
 ……きみが何を躊躇う必要があるというんだい?」

コウモリ 「きみは、素敵なお姫様。」
「かわいくて、美しくて、誰からも愛される。守られてばかりの姫君だ。」
「きみが、やるべきことはただひとつ。 ……そうだろう?」

ミュア 「………ああ。ああ――ああ。」そう、お姫様。お姫様は守られるもの。

ミュア 「王子様、助けて―――」
その声に応じて、影から現れるのは王子の人形。
王子の人形は、剣士に剣を向ける。

アルバ 「オマエのそういうところが」どこか安心したような声。「本当に嫌いだったよ」

コウモリ 「ああ、僕も大嫌いだったさ。」……。

アルバ 王子の人形には目もくれず、刃を押し込む。
コウモリをとらえたまま。

コウモリ ……ぱきり。 何かが折れる音。
 薄く脆いそれは、風に揺らめいてまるで赤い花弁のよう。

ミュア ……見つけかけたと思った『ほんとう』が消えていく。
からっぽの体が。ただただ、永遠になるという高揚感に満たされていく。
王子は、ただ剣を向けただけ。それ以上、なにもしない。
………赤い花が咲く。

ミュア (ああ……やっと。永遠に。)
(ねえ猫さん。私はどっちへ行けばいいのかしら。)
(ねえ…………猫さん。)

アルバ 赫色の棘が二人を深く貫いた。

コウモリ 赤い色が 弾ける 花が咲く 風に舞って 花弁を散らす
「……相応しい。」

コウモリ 「相応しい結末だ。」
「僕たちはどこへいくのか。」

コウモリ 「…………そんなのはわかりきっていたはずなのにね。」

コウモリ 「 めでたし めでたし 」

コウモリ 小さな体は地に落ちて、深紅の薔薇を散らした。

アルバ ……ゆっくりと刃を引き抜く。

アルバ ……


『なぜあのひとは泣いているのかな?』
と、小さな緑色のとかげがたずねました。
『なぜでしょうね、ほんとに?』
と、ひらひらと飛び回っていた蝶がいいました。
『どうしたんでしょうね、ほんとうに?』
と、ひなぎくが隣の花にささやきました。……

アルバ ……

アルバ 日が昇る。
まばらに人の姿が見え始めた三叉路街の道を、剣士が歩いていた。
その手には東の空のように赤い、二輪の薔薇が握られている。

アルバ けれども、何が気に入らなかったのだろうか。剣士は、その二輪の実に美しい薔薇を、通りに投げてしまった。

アルバ 薔薇は溝に落ちて、荷車の車輪に轢かれてしまった。
……

アルバ 三つの大小の生き物の身体が、折り重なって地に落ちている。
「………」

アルバ 一番上に乗っている小さな生き物が、抱擁の真似事をするように翼を動かしたが、それに応えるものはいない。

アルバ 「あ…… … … … …」"a i i e u"

その言葉は、誰にも届くことはなく、何の意味もなく、何の実益ももたらさないものだった。

歌う声は小さくなる。微かになる。喉に詰まるものを覚える。

目を瞑る。

その生き物には、ほか二つの生き物と同じ孔が空いていた。

『幸福におなりなさい』
『幸福におなりなさい。お望み通りの赤いばらを差し上げましょう』
『それのかわりにあなたにお願いしたいのは、ほんとうの恋人になってくださることだけです』
『だって恋は哲学よりも賢いのですもの。そしてまた恋は権力よりも強いのですもの』


…… オスカー・ワイルド『ナイチンゲールとばらの花』より引用
三叉路の迷子たち
- END -
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