GM
それではやっていきましょうか。よろしくお願いします
ななせ
よろしくお願いします~!
ニコレッタ
おねがいしま~
サニシャ
よろしくおねがいします!
GM
本編開始前に
GM
お集まりいただいたお三方には軽く自己紹介でもしていただきましょうか。
GM
一応の経験者であるところの、はこみさんのキャラからお願いします。
ななせ
は~い
ななせ
「…………」
ななせ
「……ななせ」
ななせ
「……何?
……男だけど。悪い?」
ななせ
「出身は……えっと、日本だけど。
ていうか、ここ……何?夢?」
ななせ
「早く帰りたい……」
ななせ
「趣味……は。SNSに写真あげてるけど」
ななせ
「……そう。自分の。
ほら……僕、かわいいから」
ななせ
「……かわいいだろ?」
ななせ
「……あとは。
…………、…………」
ななせ
「……学生時代の話は、したくない」
ななせ
「……もう、いいでしょ」
ななせ
以上です。
GM
ありがとうございます かわいいですね
GM
次はどちらにしようかな
GM
choice[とら.なつ]
GM
あっ
GM
間違えたね
GM
choice[とら,なつ] (choice[とら,なつ]) > なつ
GM
気を取り直して、なつさんのキャラからお願いします。
サニシャ
はーい!
GM
紹介の仕方は先程のようなセリフでも、セリフじゃなくても自由で大丈夫です。
サニシャ
「はい。私は救世主……え?そうじゃない?名前、ですか?」
サニシャ
「では、サニシャとお呼びください」
サニシャ
「どこから来たかは、すいません。私はずっと小さな集落で生きてきたもので……外の世界の事には疎いのです」
サニシャ
「ええと……どうしましょう。あまり他人に話せるようなお話が無いかもしれません……」
サニシャ
「どうにせよ、私は救世主であると──それだけ覚えてくだされば結構です」
サニシャ
「でも……これは大切なものなので外さないでくださいね?」
サニシャ
以上です!
GM
ありがとうございます。堕落の国に来る前から自分を救世主だと信じて疑わない方ですね。
GM
では、最後にとらさんお願いします。
ニコレッタ
「……ニホン……ってこたぁ……」
ニコレッタ
「あー。いや、何でもねえ。
ニコレッタ
「オレか?オレはニコレッタ。ニコでいいぜえ。……なんだってんだろーな、手紙とコインでこのざまだ。ホントに何処だ?ここ」
ニコレッタ
「──ま、少なくとも魔大陸よかマシだといいな。オレの出身さ。ロクでもねえ~とこだ」
ニコレッタ
「あー、後何言えばいいんだ?……ああ?左目が気になるのか?コレなあ、作りもんなんだ。それで右とはちょっと違えのさ」
ニコレッタ
「カワイイだろ?」
ニコレッタ
以上です
GM
かわいいですね ありがとうございました
GM
謎めいた三人ですが、その心のうちに抱えた疵は本編でいやでも明らかになるでしょう。
GM
それでは本編を開始します。
GM
Dead or AliCe

『救世主の箱庭』
GM
……
GM
ある日のこと。
GM
あなたは不思議な封筒を手に入れる。
GM
宛名は間違いなくあなたのもの。
GM
差出人は不明。
GM
訝しみながらも、封筒を開ける。
GM
すると、中には小綺麗な便箋と、10枚の銀貨。
GM
便箋には……
便箋
拝啓、アリス。
便箋
愛しいアリス。
便箋
きみが目を醒ましてから100年の月日が流れました。
ぶっちゃけ、この国はもう駄目です。
便箋
兎は落下し、猫は干乾び、帽子は裂け、女王は壊れ、
大いなる暴力と死が、堕落した国に降り注ぎます。
便箋
残ったのは53枚のトランプのみ。
便箋
猟奇と才覚、愛によって救われるこの世界で
僕らは今も、新たなアリスを待ちわびています。
GM
……
GM
馴染みのないはずの言語で書かれているそれを、読めてしまっていることに気がつく前に。
GM
あなたの視界は暗転する。
GM
さて。
GM
みなさんは、なにやら自失して、よくわからない場所に、倒れていたり、あるいはぼうっと突っ立っていたりします。
GM
軽く1d6を振ってみてください。
GM
大きい順に自分を取り戻したことにしましょう。
サニシャ
1d6 (1D6) > 3
ニコレッタ
1d6 (1D6) > 2
ななせ
1d6 (1D6) > 3
GM
では、サニシャさんとななせさんが、同時に意識を取り戻します。
GM
(頭上で回転する操作可能マーク)
サニシャ
「……………………ん」
GM
目を開いて見渡せば、それはもう無惨な光景です。
GM
なんか目が隠れてる人が居ますが……
ななせ
「…………」
ななせ
「…………は?」
GM
濁った雲。
GM
鈍色の空。
GM
草木の生えない、錆びついた岩だらけの荒野。
GM
砂埃を運んでくる乾いた風。
サニシャ
「ここは……どこでしょうか」
GM
どれもあなたたちの馴染んだ場所とは、きっと違っているでしょう。
GM
あなた達は、お互いそう遠くない距離にいるので、周囲を見渡せば気づけるでしょうね。
ななせ
「……何?え、意味わかんない……」

あたりを見渡して、すぐに近くに人がいることに気付きます。
サニシャ
頭が痛い。いつもよりずっと明るくて広い世界。
幸運なことがあるとすれば、この異世界でも"この布"があれば見える事。
ななせ
(うわ、誰かいるし……コスプレ……?)
サニシャ
「!」
視線に気が付き、拙い足取りでななせに近づく。
ななせ
ビクゥ!
サニシャ
「あっ、あの。怖がらないでください」
サニシャ
「敵じゃない……とは信じてもらえないかもしれませんが。味方です」
ななせ
「……い、や。
敵とか味方とか……っていうか、何?誰?ここ何処?」
サニシャ
「さぁ……どうでしょう?私が誰か以外はさっぱり。お揃いですね」
サニシャ
「……そこに居るもう一人の人なら分かるでしょうか?」
GM
もう一人、いそうな気がしますね。
ニコレッタ
「……っくぁ~……ふわぁ……」
GM
寝てた。
ニコレッタ
「あ゛ー、今日も砂漠の砂がまじい。………ん?」

何だか砂の味が少し違うような……?
ニコレッタ
「……なんだココ」
ななせ
「…………うわ」

もうひとり変な人いる~~~
GM
砂の味に詳しい人。
サニシャ
「おはようございます」
GM
なんか変な布つけてる人と砂の味に詳しい人に囲まれてしまいましたね。
ニコレッタ
ペッと唾を吐き捨てた。

「お~、おはよう。誰?
 つか何、どーいう状況よ。
 オレは説明を求めるぜ」
サニシャ
「私はサニシャです。
 状況はまったく不明。あなたに聞きたかったのですが無理そうですね」
GM
みんな何もわかってなさそうなことが明らかになりました。
GM
お互い明らかに文化や国籍が違う感じなのですが、何故かちゃんと喋れています。
GM
不思議ですね~
サニシャ
「夢にしては妙に現実感がありますよね。
 それじゃあ皆さんは……どうしてここに?」
GM
何もわからないみなさんですが、共通する心当たりはあるはずです。
GM
思い出せない人は、上の方にスクロールしてみてください。
ニコレッタ
「妙な手紙を拾って、そいつを読んだトコまでは覚えてんだけどな……」
ななせ
「どう……って。
…………あ。手紙……」
サニシャ
「私もお手紙です」
GM
ふところあたりをまさぐってみると、みなさんは自分が封筒を持っていることに気づけるでしょう。
GM
冒頭のあれと同じものです。
サニシャ
ゴソゴソ
「あ、これです。拝啓、アリス──」
ニコレッタ
「あ~、そうそう。それだ。そんでコレだ。
 何だ、お前らも同じもん拾ったのか?」
GM
揺らしてみると、ちゃりんちゃりんと銀貨の音がします。
ななせ
「……あった」

ガサゴソと手紙をポケットから取り出して。
中の銀貨に気付けば、手のひらの上に出してみます。

「なんか入ってる」
GM
ちょうど十枚の、六ペンスコインです。
サニシャ
「……コイン?」
ニコレッタ
「見た事ねえコインだな。どこの国のだ?」
サニシャ
空にかざしてみたり、手の中で転がしてみたり。
GM
ちょっと触ってみても特に変わったことはありません。
GM
周囲を見渡してみても、やはり砂が舞うばかり……
GM
人や文明の気配はしません。
GM
鳥取県や埼玉県でも、ここまで荒涼としていることはないでしょう。
GM
そんな風に、途方に暮れていると。
GM
荒野に立つ岩柱の陰で、何かが動いたような気がしました。
ニコレッタ
「……ん、おい。お前ら。
 あそこ何かいねえか?」
サニシャ
「……へ?全然気づきませんでした」
ななせ
「えっ……な、何…?どこ…?」
GM
言われて、見てみると。
GM
砂ぼこりの向こうから、その影はだんだん近づいているような気がします。
GM
ズン……ズン……ズン
GM
なんか……でかいです。
GM
3メートルぐらいあります。
サニシャ
「け、獣……でしょうか?」
GM
近づいてくると、その全貌が明らかになってきます。
GM
巨大かつ屈強な、極彩色の肉体。
GM
顔は縦に亀裂が走っていて、そこにびっしりと牙が生えている。
GM
長い爪を備え、開かれた掌からは、なにか奇妙な赤い液体が絶えず流れ落ちている。
GM
頭頂部には、なにか兎の耳のようなものが見える。
GM
ズン……ズン……ズン
GM
荒野を踏みしめて、あなた達のすぐ近くまで迫った怪物が……
GM
眼球のない顔で、あなた達を睨んだ。
GM
「グオオオオオオ……!!!!!!」
GM
襲いかかってきます。
ニコレッタ
「オイオイオ~イ!お目覚め早々に盛り上がってきやがったなあ!」
ななせ
「ヒッ…………!!!?!?」
ななせ
「いやいやいやヤバイって何!?」
サニシャ
「どうして元気になっているんですか……?」
GM
理性などは見られない。
GM
しかし野生に突き動かされているのとは、また違う。
GM
あえて表現するならば──彼は怒り狂っている。
GM
気が狂っている。
GM
そう、三月兎のように。
GM
というわけで、チュートリアル裁判です。
GM
敵は、『人喰い三月』です。
GM
この裁判はなぜか1ラウンドで強制終了され、使用したリソースなどはすべて元に戻ります。
GM
気兼ねなく宝物を使ってください。
GM
> 1. 陣営の確認
GM
PC3人と、亡者「人喰い三月」の戦いです。
GM
> 2. シートの準備
> 3. 山札の配置
GM
もう済んでる。
GM
> 4. 一部技能や小道具の使用
GM
日刻みの時計のような小道具は、ここで使うことができます。
GM
持ってる人は、忘れずに使用を宣言しましょう。
GM
今回は、ななせさんが日刻みの時計を所持していますね。
ななせ
はい!
ななせ
もう使いますって宣言しちゃう感じですかね
GM
はい。
GM
お願いします
ななせ
では、日刻みの時計を使います。
GM
これで、行動順決定に+2のボーナスがつきました。
GM
使った宝物は、各々コマ情報を編集して減らしておくと、後で間違わなくて済みます。
GM
コマ右クリックから編集でもいいし、ココフォリア左のキャラ画像をクリックでも編集できます。
[ ななせ ] 日刻みの時計 : 1 → 0
GM
はい。ありがとうございます
GM
> 5. 行動順の決定
GM
1d6+才覚で、大きい順に行動となります。
GM
才覚がない人は、純粋に1d6だけで勝負してください。
GM
日刻みの時計などを使ってある場合は、ここでボーナスがつくというわけですね。
GM
というわけで、振ってみてください。
サニシャ
1d6 先制 (1D6) > 4
ニコレッタ
1d6+1 (1D6+1) > 6[6]+1 > 7
ななせ
1d6+5 (1D6+5) > 2[2]+5 > 7
人喰い三月
1d6 (1D6) > 4
GM
ニコレッタさんとななせさんが同値ですね
GM
同値になった場合は、両者でもう一度行動順ダイスを振ってください。
GM
諸々の修正もそのままです。
ななせ
1d6+5 (1D6+5) > 1[1]+5 > 6
ニコレッタ
1d6+1 (1D6+1) > 1[1]+1 > 2
GM
OK.
GM
これで行動順が決まりましたね
GM
決まってないわ。
GM
人食い三月とサニシャさんも同値でした。
サニシャ
はーい
サニシャ
1d6 (1D6) > 3
GM
同じことをやります。
人喰い三月
1d6 (1D6) > 5
人喰い三月
勝った
GM
ななせ>ニコレッタ>人食い三月>サニシャ
GM
この行動順ダイスの出目を、コマのイニシアティブ欄に入れておくと、勝手にソートされて、いい感じになります。
GM
二回振った人は、二回目のダイスを小数点以下に設定しておくといいでしょう。
GM
こんな感じで。
GM
ありがとうございます。大したものですね(褒め殺しするチュートリアルキャラ)
GM
これで開廷の処理は終了です。
GM
ラウンド進行に入ります。
GM
このゲームは原則1ラウンドごとに、行動順が早い人から順番に、一回ずつ行動します
GM
まずは手札の補充の処理です。
GM
中央になんかトランプっぽいのが積まれていますね。
GM
行動順の早い人から順番に、手札が五枚になるまで、山札をダブルクリックして引いてください。
GM
つまり、ななせさんからですね。
ななせ
はーい。ひきます
GM
引いたカードは、ダブルクリックすると公開されるので、そうしておくとみんなに優しいです。
GM
無事にカードが引けましたね。
GM
手番の処理に入っていきます。
GM
行動順に……ななせさんから、なのですが。
GM
どうやら、「主動作」がないようですね。
ななせ
ウゴケナイヨ……
GM
そういうこともあります。
GM
主動作がないと、自分の手番が回ってきても、何もできないのですね。
GM
とは言え、才覚は主動作以外に大事な仕事があるので、大丈夫です。多分。
GM
というわけで、ななせさんはパスですね。
GM
もじもじしておいてください。
ななせ
ガタガタガタ…足が震えて動けないようです。
GM
かわいそうに。
GM
二コレッタさんの手番となります。
GM
打って変わってよりどりみどりですね。赤いのが。
ニコレッタ
「オラオラ、邪魔だぜ!どいてなお嬢ちゃん!!」
ニコレッタ
補:鋭気を使用します
GM
はい。
GM
主動作技能を使う直前のタイミングで、補助動作ということをすることができます。
GM
なんか青いアイコンのやつですね。
GM
次の攻撃のダメージを上げたり、判定の達成値を上げたり、プチ便利なものがそろっています。
GM
しかも主動作と違って、何度でも使えます
GM
便利ですね~
GM
鋭気は、次の攻撃のダメージが上がるやつですね。
GM
鋭気を使うためのカード……ダイヤの2は、忘れないうちに下の方の捨て札スペースに捨てておいてください。
GM
主動作は、何をしますか?
ニコレッタ
補も都度判定を振るんでしょうか(質問)
GM
判定しろ、って説明に書いてない技能は、必要ありません。
ニコレッタ
了解~
GM
シノビガミの痛打とは違うのだよ。
ニコレッタ
主:兇刃を使用します
GM
ダメージが高いけど、ファンブルがし易いカッコイイ技ですね。
GM
判定は2d6に対応する能力値を足して……
GM
それが7以上になると、成功です。
ニコレッタ
2d6+3 (2D6+3) > 8[4,4]+3 > 11
GM
問題ありませんね。
GM
おっと、確認し忘れていましたが
GM
兇刃の対象は人喰い三月で大丈夫ですか?
ニコレッタ
サニ…… 人喰い三月を対象にします!
GM
敵っぽいビジュアルだからって!
GM
ありがとうございます
GM
ダメージを出しましょう
GM
兇刃の説明文には、威力+2って書いてありますね。
GM
威力は、持っている凶器で決まります。
GM
ニコレッタさんは上質な凶器を持っているので、1D6+2ですね
GM
更に鋭気で+3,兇刃で+2されます。
GM
おっと、殺意もありました。
GM
さらに+1です。
ニコレッタ
1d6+2+2+1+3 (1D6+2+2+1+3) > 5[5]+2+2+1+3 > 13
GM
素晴らしいダメージです
GM
さらに、人喰い三月は自分の被ダメージを上げてしまう装備技能、逆鱗を持っているため
GM
+1されて、14ダメージです。
[ 人喰い三月 ] HP : 57 → 43
ニコレッタ
「よォ~くみてな。こーいうヤツはなぁ~~」
ニコレッタ
「ブッッ叩いてェ~~!!しつけてやんだよォ!!」
ニコレッタ
上質な凶器でぶっ叩きました。(行動終了)
GM
ぐあああ
GM
さて亡者の手番。
人喰い三月
*ダイヤの6で大洪水を使います。
人喰い三月
これは成功すると全員にダメージを与える攻撃ですね。
人喰い三月
以前にも説明した通り、このゲームには攻撃を避けるみたいなことは基本的にできないので、成功した攻撃はただ受けるしかありません。
人喰い三月
しかし何事にも例外はあります。
人喰い三月
その一つが才覚PCが使うことが出来る技能……妨害です。
人喰い三月
この技能を相手の判定に割り込んで使うと……判定の目標値を自分の妨害の達成値で上書きすることができるのです。
人喰い三月
つまり失敗しやすくなるってことですね。
人喰い三月
ちょうどななせさんが、妨害を四枚も持ってますね
人喰い三月
多いよ
人喰い三月
大洪水が通ったら大変なことになってしまうので、妨害してみましょう
ななせ
妨害します!
人喰い三月
どうぞ。使うカードも宣言してね
ななせ
スペードの8で
人喰い三月
OK.
人喰い三月
緑のアイコンの技能は割り込み技能と呼ばれ、指定されたタイミングなら自分の手番でなくても使うことができます。
人喰い三月
判定をどうぞ。
ななせ
才覚で判定で多彩な凶器あるから2d6+4かな…?(ダイス処理が苦手マン)
人喰い三月
ですね!
ななせ
2d6+4 (2D6+4) > 7[1,6]+4 > 11
人喰い三月
成功
人喰い三月
これで大洪水の目標値は7から11になってしまいました
ななせ
わ~い失敗して?
人喰い三月
2d6+3で11を出すのはちょっと大変なので……
人喰い三月
*スペードの3で精確を使用
人喰い三月
これは次に行う判定の達成値を1d6する技能です。
人喰い三月
1d6 精確 (1D6) > 2
人喰い三月
2上がりました
人喰い三月
大洪水は猟奇で判定します。
人喰い三月
こいつの猟奇は2でした。
人喰い三月
2d6+2+2>=11 つまりこうです。 (2D6+2+2>=11) > 10[6,4]+2+2 > 14 > 成功
人喰い三月
成功しましたね。
人喰い三月
まあこういうこともあります。なので、才覚は精確などの達成値を上げる手段が大事なんですね
人喰い三月
1d6+7 ダメージ (1D6+7) > 5[5]+7 > 12
人喰い三月
大変!全員12点受けちゃう!
人喰い三月
残念ながら妨害を乗り越えて、なんかすごいダメージが飛んでくることがあります。
人喰い三月
そういうときは、愛型PCの出番ですね。
人喰い三月
そこに防壁があるじゃろう?
サニシャ
スッ
人喰い三月
防壁は一人のダメージを肩代わりして、さらに軽減までしてくれる優れものです。
サニシャ
防壁使います。スペード4
人喰い三月
どちらをかばわれますか?
サニシャ
対象はななせさんで!
人喰い三月
OK
人喰い三月
HP15しかありませんしね。
人喰い三月
判定をどうぞ。
サニシャ
2d6+3 (2D6+3) > 9[3,6]+3 > 12
人喰い三月
成功です
人喰い三月
豪華な衣装、臆病、防壁で5点軽減できますね
サニシャ
OK!
人喰い三月
つまり7点受けます。
サニシャ
それに加えて自分対象のが12-2の10点ですかね?
人喰い三月
ですね。
人喰い三月
合計17点です。
サニシャ
はわわ……ちょこっと描写します
サニシャ
「こうなったらやるしか……でも、戦うなんて──危ないッ!」
人喰い三月
人喰い三月は掌から不気味な赤い液体を噴出させて、水圧で三人を襲います。
サニシャ
咄嗟に手を伸ばす。
すると手の中に鏡が現れ、ななせの姿を映し出した。
確かに命中したはずの攻撃は、対象を不思議な力で守り──その痛みは全てサニシャのもとへと移された。
人喰い三月
さらにサニシャさんは、ダメージを受けたので愛毒を使うこともできます。
ななせ
「……! ……あ、あれ…?」
自身に降りかかるはずの攻撃が消え、ぱちぱちと目を瞬きました。
サニシャ
愛毒もつかいます!ハート10!
人喰い三月
おう。来な
人喰い三月
自分がダメージを受けたときに相手に毒を与えるだと~!?
ニコレッタ
一方、ニコレッタは水圧で派手に吹き飛んでいる。
人喰い三月
かわいそうに。
人喰い三月
舐めてみるとなんか、ワインの味がします。
ニコレッタ
おいしい!
サニシャ
あ、先にHPへらしとこ
[ ニコレッタ ] HP : 18 → 6
[ サニシャ ] HP : 21 → 4
サニシャ
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) > 12[6,6]+3 > 15 > 成功
人喰い三月
おや、スペシャル
人喰い三月
6ゾロは自動成功です!
人喰い三月
更に裁判中にスペシャルを出した場合、1d6点回復できます よかったね
サニシャ
1d6 (1D6) > 1
[ サニシャ ] HP : 4 → 5
[ 人喰い三月 ] 猛毒(サ) : 0 → 3
人喰い三月
猛毒は自分の手番終了時にHPが減少する不調です。
人喰い三月
この場合、大洪水>防壁>愛毒>手番終了 という処理順になるので
人喰い三月
このタイミングでHPが減ります。
[ 人喰い三月 ] HP : 43 → 37
[ 人喰い三月 ] HP : 37 → 39
人喰い三月
こんなに減らなかった。最大4でした
人喰い三月
色々ありましたが、亡者の手番終了です。
人喰い三月
サニシャさんの手番ですね。
サニシャ
祝福つかいます!ハート7
サニシャ
対象はニコレッタさん
人喰い三月
どうぞ
サニシャ
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) > 9[5,4]+3 > 12 > 成功
人喰い三月
成功
人喰い三月
なんと威力が3点も上がります すごいですね
人喰い三月
しかも永続
人喰い三月
まあ、すぐ裁判が終わるんですぐ消えるんですが……
人喰い三月
というところで、全員行動終了ですね
GM
ラウンド終了タイミングで、手札捨ての処理が挟まります。
GM
ラウンド開始ごとに、カードを五枚まで補充できるので
GM
使わないカードはここで捨てておくと、ラウンド開始時にたくさん引けて、お得です
GM
装備技能のところにあるカードなんかは、迷わず捨てられますね。
サニシャ
全捨て~
GM
亡者はクラブのQKを捨てます。
ななせ
ダイヤの8、クラブの9捨てます。
ニコレッタ
全て 棄てるんだ!
GM
はい。
GM
で……
GM
ラウンド1が終了したので、ここでチュートリアル裁判も閉廷です。
GM
……
GM
突如として現れた怪物から逃げられず、戦うハメになったあなた達。
GM
見るからに恐ろしい相手ですが、結構戦えています。
GM
戦った経験のない人は、自分に力がみなぎっているように感じるかもしれません。
GM
いずれにせよ、決着がつくにはもう少しかかりそう。
GM
そう思われた、その時……
GM
ヒュンヒュンヒュン!
GM
バシッ!
GM
振り上げられた怪物の右腕を、何かが絡め取ります。
GM
これは……鞭?
人喰い三月
「グオオオ……ッ!?」
人喰い三月
怪物の背後の……いい感じにせり上がった岩に、何かが立っています。
GM
それはどうやら……
-
ドレスを着た少女の姿をしていました。
GM
少女は鞭で易易と巨体を引きずり倒し……
GM
蹴り、殴り、踏みつけ……
GM
あっという間に怪物を動かなくしました。
GM
衝撃で岩や砂礫があたりに飛び散り、見た目では考えられない力を持っていることを伺わせます。
-
「ふう……」
-
「大丈夫だった? あなたたち」
-
巨大な怪物の躯を踏みつけにしながら、あなた達に声をかけます。
ななせ
「…………」

ぽかーん
サニシャ
誰だろう……この人は。相変わらず素性が知れない……
ニコレッタ
「オレの獲物が……」
サニシャ
「大丈夫だと思います」
それでもきっと強いのは確かだ。
-
「あらあら? ありすのことを知らないようね。
 あなたたちは、『堕落の国』に来たばかり?」
-
どうやらここは堕落の国という場所らしいですね。
-
ありすというのは、この少女のことでしょうか。
GM
怪物に怯える様子もないし、なにやら色々と知っていそうな雰囲気です。
ニコレッタ
「気が付いたらここに居たんだよ。
 堕落の国……?」
ななせ
一呼吸おいて、ようやく言葉を紡ぎます。

「あ……うん、はい。えっと……。
……色々、知ってそうな人……っぽい…?」

ふたりの方をちらり。
サニシャ
「もし知っているのなら」
サニシャ
視線に頷いて。
「私達にここのことを教えてくれませんか?」
ありす
「ええ、ええ。もちろんよっ。それがありすの──救世主のつとめだもの」
サニシャ
「救世主……」
ニコレッタ
「救世主ゥ~?」
ありす
「ええ、そう。救世主!
 この壊れかけの世界を救うためのね」
ありす
「この世界は、堕落の国、って呼ばれてるの」
ありす
「もともとは不思議の国って呼ばれた、楽しい場所だったらしいけれど……
 今はあたり一面荒野ばっかりで、亡者──さっきの怪物みたいなのが、はびこる世界になっちゃったんだって」
ありす
「ここに来たってことは、招待状をもらったんでしょう?
 ありすに見せて」
ありす
と、あなた方に例の封筒を見せるように要求します。
ニコレッタ
「こいつだろ?」

煩雑に指でつまんで、封筒を立てて見せます。
ななせ
おずおずと封筒を取り出して見せます。
サニシャ
「はい、どうぞ」
封筒を取り出す。
ありす
素直でいい子ね。
ありす
示されたそれをひょいひょいひょいと取り上げてしまいます。
ありす
「間違いないわ。
 あなた達は、この世界そのものに呼ばれたのよ」
ありす
「ある役割を持ってね」
ありす
「それは──」と、少しもったいぶってから。
ありす
「このありすの──『ペット』になるために!」
サニシャ
「……………………………………」
サニシャ
「え?」
ななせ
「……は?」
ニコレッタ
「……ハァ~~~?」
ありす
「ふふふ」
ありす
「さっきの怪物──亡者、見たでしょ?」
ありす
「この堕落の国は、ああいうのが一匹二匹じゃなくて、わんさかうろついてる」
ありす
「とても恐ろしい場所なのよ……」
ありす
「そしてその恐ろしい亡者を倒せるのは……」
ありす
「救世主、つまり、ありすだけ、ってことなの」
ありす
なにかおかしいことを言っている気がしますが、自信満々にありすは続けます。
ありす
「ここまで言ったら、もうわかるんじゃないかしら?」
サニシャ
思わず一歩後ずさり。
けれど、ありすの言う通り。
ここから逃げて、それからどうすればいいかわからない。
ニコレッタ
「ハ、てめ~が居ねえと。
ニコレッタ
「オレらはあっというまに怪物のエサって言いてえのか?」
ありす
「うんうん! 理解が早いのね」
ありす
「招待状に呼ばれて、荒野にほっぽりだされた、弱い弱いあなたたちは……」
ありす
「ありすに守ってもらえないと、生きていけないのよ」
サニシャ
つい先ほどいとも簡単にのされた怪物──亡者らしいものを思い出す。
サニシャにはこの少女の方がよほど怪物に見える。
ななせ
「…………はぁ。僕たちを、守ってくれる…と」

本当にそうだろうか?
自分だけならまだしも、他のふたりならばあの怪物を倒すことはできたように思う。
ありす
「あら、疑うのかしら?」
ありす
「ちゃあんと大事にしてあげるわよ、ありすは」
ありす
「だってそれが、立派な“救世主”だもの……」
ありす
「なんにも知らないかわいそうで弱いあなた達を、見捨てるなんて、絶対にしないわ!」
サニシャ
「それはありがたい話です。ありがたいのですが」
サニシャ
「一応……その。仮の話ですよ?」
サニシャ
「もしも、断ったら?」
ありす
「あら……」
ありす
「その場合は、何のあてもなく、荒野をさまようことになるだけよ」
ありす
「さっきの『人喰い三月』みたいなのから、逃げながらね」
サニシャ
「それだけですか……ありがとうございます」
ありす
「でもありすは、おすすめしないわ」
ありす
「……ひょっとして、それで生き延びられるなんて、思ってる?」
サニシャ
「それ、は」
ありす
「だから、ね!
 一緒に来ましょ。ありすのおうちに」
サニシャ
この3人は無力ではない。それでもこれからずっと彷徨うのはあまりに無謀だとわかってしまう。
この世界で死んだらどうなるのだろうか。そんな事も知らないまま死ぬんだろうか。
ななせ
(まあ。確かに……。
この国のことをほとんど知らない3人でいるよりは、とりあえずこのありすって子についてった方が安全では、ありそう……)
ななせ
「……と、とりあえず。
一緒に……行くってことで、いいんじゃ…」
ニコレッタ
「オレは別に荒野に放り出されても平気だけどな~」
サニシャ
「あなたは怖い物知らず過ぎでしょう……」
ニコレッタ
「でも今は……てめ~についていく方が、面白そうだから、ついてってやるかァ~」
ありす
「素直なことはいいことよ」
サニシャ
「……私は皆さんに付いて行きます。一人ではどうしようもありませんし」
ありす
合意が取れたと見て、あなたたちの手を引っ張る。
ありす
握られて引っ張られるだけで、なんとなくわかるものがある。
ありす
この少女は恐るべき力を秘めている。
ありす
そして、あなたたちも違和感に気づくかもしれない。
ありす
先程まであなたたちが亡者と大立ち回りを演じていた時の力が、失われている。
ありす
こどものときにあった万能感が、大人になるに連れて忘れられるのと、同じように。
ありす
飛び跳ねながら岩場を歩くありすについていくだけでも、青息吐息になってしまう。
ありす
ななせはもちろん、ニコレッタでさえも……。
ありす
そうして……あなたたちは、救世主を名乗る少女の居所……
ありす
『枯れ葉屋敷』に、たどりつくのだった。
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