GM
白兎からコインを受け取り、本来の力を取り戻したあなた達。
ニコレッタ
「とりあえず朝メシでいいんだっけ?サニシャ」
ぽやぽや
サニシャ
「ほら、探す手間も省けますしね」
白兎達と一緒に食事を並べている……
ニコレッタ
「このマズい飯とも今日でお別れか~」
座り座り
GM
コインが渡ったことは露見していないのか、普段どおりの朝食の集まりとなります。
ななせ
「そういうことはあんまり口に出さない方が……」
食事を並べたりなんだりして席に座ります。
ニコレッタ
「大丈夫だって、あいつの前じゃ言わねえよ。
まだいねえみてえだしな、御寝坊のご主人サマは」
サニシャ
「お行儀よくしたいですから。救世主ですよ私達」
ニコレッタ
せっかくだしご主人サマも一緒に朝飯を食べよう!
GM
うんうんみんな大人しく食べてるね~とご機嫌な様子ですね。
ニコレッタ
いつも通りのマズい朝食を終えたあたりで。
「なァ~~、ご主人サマよ。
この後ちょっと付き合ってくれねえか~?カワイイペットの、運動にさァ」
サニシャ
(意外と穏便にしかけましたね!ニコさん)
ありす
「ふーん? 別にかまわないけど
急にどういう風のふきまわしなのかしら?」
ニコレッタ
「なんでもいいじゃねえか。
たまには動かねえと不健康だろ~」
ありす
「それで何して遊ぶの?
ボール遊び? ペットらしく」
ニコレッタ
「いいや。違う遊びだ。
そうだな──"何"らしくになるのかな。
言ってやれよ、サニシャ」
サニシャ
「それ、私に聞きます?救世主らしく、ですよ。ありすさん」
サニシャ
「救世主と救世主がやる事と言ったら決まっていますよね。ななせさん」
ななせ
「えぇっとぉ……アレでしょ、アレ。
救世主同士のさ……」
ニコレッタ
「殺し合いだよ。
お互いにそれをする理由がある。
そう言ったよな、"ありす"」
ありす
立ち上がって食堂の中、テーブルの間を歩く。
ありす
「あなたたちは、ニセモノの救世主じゃない」
サニシャ
「はい。私達だってきちんと話し合ってここに立っています」
サニシャ
「守ってもらった事は感謝しています。それでも救世主ならば──行かねばならないのです」
サニシャ
負けられない。この気持ちは自分だけでなく隣の二人もきっと同じはず。
ありす
「そういうことを言っているんじゃないのよ」
ありす
携えていた鞭がしなり、それがニコレッタに襲いかかる。
ニコレッタ
"常人離れ"した力で、机を蹴り上げる。
鞭による一撃はそれに阻まれた。
ニコレッタ
出来る筈のない事だ。──これまでならば。
ありす
テーブルクロスが舞い、ゴブレットやカトラリーが飛び散る。
ニコレッタ
「きっちり三人分。
全部返してもらったからよォ……」
ありす
三人は自分の居室には近寄らせなかったはずだ。
ありす
救世主たちが殺し合うのは、何も30日ルールだけが理由ではない。
ありす
奪ってコインの枚数が増えれば、それだけ力も増すということ。
ニコレッタ
「──ああ、そういう考え方もあるか。
オレは別に、そうまで考えちゃいなかったが」
ニコレッタ
「てめえにゃやられっぱなしだからよォ。
このままじゃ収まりつかねえんだよなァ~~オレはよぉ~~」
ありす
「コインを返して、再びありすに忠誠を誓うのよ」
サニシャ
「あなたはそうやって何人分のコインを集めたのでしょうね」
ニコレッタ
「いいや」
「"オレは"退かねえ」
「サニシャ!お嬢!
お前らも立場を示せ!」
サニシャ
「あなたに恨みはありませんが……ここまでして初めて救いだと私は思うのです」
ありす
「ここまであなたたちを、守ってあげたのに」
ありす
「ここにいればあなたたちは、幸せに暮らせるのに」
ありす
「これからも、亡者から、救世主から、あなた達を守ってあげられるというのに……」
ありす
「ありすの言うことが、聞けないと言うの?」
ありす
そこにはありすと、武装した彼女のペットが待ち受けている。
ありす
それ以外の、騒ぎを聞きつけた数十人のペットが、遠巻きにあなたたちとありすを囲み、見守っている。
ありす
「ありすのペットにならない、というのなら……」
ありす
「今ここでバラバラのグチャグチャになっちゃえ」
GM
猟奇と才覚と愛によって己の正しさを貫くための時間が始まる。
GM
ニコレッタ、ななせ、サニシャの三人とPK天宮ありすの裁判となります。
GM
このタイミングなら小道具の受け渡しもOKとします。
[ ありす ] 日刻みの時計 : 1 → 0
[ ななせ ] 日刻みの時計 : 1 → 0
GM
裁判の参加者は〔1D6+【才覚】〕で「先制値」を決定します。
ななせ
1d6+3+2 (1D6+3+2) > 5[5]+3+2 > 10
ありす
1d6+2 (1D6+2) > 5[5]+2 > 7
GM
イニシアティブを更新しておいていただけると助かります
GM
じゃサニシャさんとニコレッタさんはもう一度お願いします。
GM
> 行動順の早いキャラクターから順に、手札が最大所持枚数(通常は5枚)になるまで山札からカードを取り、自身の手札エリアの対応する番号に配置します。手札は表を向け、全員に見えるようにしてください。
GM
手番行動に入る前に、チュートリアル裁判と違うところを補足しておきます。
GM
チュートリアルで省略していた要素として、ありすには配下がいます。この人達はPC,PKと違いHPが0になると即退場します。
GM
配下を倒さないことにはありすのHPを減らすことができません。
GM
その代わり、不調の効果を受けた場合は、HP2点減少します。
ななせ
気持ち的にはありすを狙いに行きますが、ペット1に当たる感じで
ななせ
2d6+3+1>=7 (2D6+3+1>=7) > 4[1,3]+3+1 > 8 > 成功
[ ペット1 ] HP : 18 → 13
GM
あなたの攻撃はありすには届かず、ペットに阻まれます。
ななせ
「やってやる……やってやる……」
ふらふらとありすに近づく。
その手には、刃の部分が黒く寂びたカッターナイフが握られている。
しかし、勢いよく振り下ろした先にいたのは、ありすではなくペットだった。
「……チッ」
ペット
「おまえたち裏切り者に触れさせてなるものか!」
GM
配下は、PKの直前か直後に動くことができるのですが
ペット1
妨害などというかまあ、このタイミングで出来るのは妨害だけですが……
ペット1
もちろん、あえて温存しておくというのも選択肢です。
ななせ
2d6+3+1 (2D6+3+1) > 9[4,5]+3+1 > 13
ペット1
その代わりに、割り振られた脅威度を能力値として使います。
ペット1
ペットの脅威度は1なので、2d6+1で判定ですね
ペット1
2d6+1>=13 判定 (2D6+1>=13) > 7[6,1]+1 > 8 > 失敗
ななせ
2d6+3+1>=7 (2D6+3+1>=7) > 8[4,4]+3+1 > 12 > 成功
ペット2
2d6+1>=12 判定 (2D6+1>=12) > 8[6,2]+1 > 9 > 失敗
ありす
2d6+3+4>=7 愛 (2D6+3+4>=7) > 9[6,3]+3+4 > 16 > 成功
GM
ペットは剣を手にしてあなた達に襲いかかるが、ななせに阻まれる。
ニコレッタ
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) > 8[2,6]+3 > 11 > 成功
ニコレッタ
1d6+2+2+1 (1D6+2+2+1) > 4[4]+2+2+1 > 9
ニコレッタ
あ、鋭気が抜けてた。12点でお願いします
[ ペット1 ] HP : 13 → 1
GM
確かニコさんはサニシャさんに心の疵を舐めてもらっていましたよね
GM
心の疵が白丸になっていると、ここで舐めてもらった人に援護をしてもらうことができます
GM
援護は技能強化とダメージ軽減の二種類があり、
GM
どちらか一種をラウンド一回行うことができます。
GM
その技能の判定達成値とダメージ、回復量を全部+2させることができます
GM
今回のニコレッタさんの行動はもう援護出来るタイミングを過ぎていますが……
GM
今から援護した、ということにしてもいいですよ
[ ペット1 ] HP : 1 → 0
ニコレッタ
「邪ァ魔だァ!!雑魚は引っ込んでろや!!」
ニコレッタ
ニコレッタの拳をモロに顔面に喰らったペット1がサニシャの方へと吹っ飛ぶ。
運悪くそのままサニシャに膝蹴りを喰らうかたちになった。かわいそう。
サニシャ
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) > 7[6,1]+3 > 10 > 成功
サニシャ
いちど輝くと同時にニコレッタの体に力が漲る…!
ニコレッタ
「きたきたァ~……デカうさぎん時は試せなかったんだよなァ、この滾りィ!!」
GM
ラウンド一回しか使えないので、妨害などにとっておくのもありです。
ニコレッタ
せっかくなので援護で技能強化を入れます
ななせ
2d6+3+1+2>=7 (2D6+3+1+2>=7) > 6[1,5]+3+1+2 > 12 > 成功
[ ペット2 ] HP : 18 → 11
ペット2
「ありすさまから賜った責め苦に比べればなんでもないッ……!!」
ニコレッタ
(その辺に置いてある雑貨をペット2に投げつける:援護)
ななせ
2d6+3+1>=7 (2D6+3+1>=7) > 4[3,1]+3+1 > 8 > 成功
ペット2
ところで世の中には判定の2d6を振り直せる技能があるらしいですね
ななせ
2d6+3+1>=7 (2D6+3+1>=7) > 8[6,2]+3+1 > 12 > 成功
ペット2
2d6+1>=12 判定 (2D6+1>=12) > 7[5,2]+1 > 8 > 失敗
ありす
配下が一人昏倒したので、孤軍と窮鼠の効果により行動数と判定達成値と威力が上がっています。
ありす
*拾ったスペードの5で怨讐をニコレッタに。
ありす
2d6+3+1>=7 愛 (2D6+3+1>=7) > 12[6,6]+3+1 > 16 > 成功
ありす
まあPKはスペシャルしてもたいして意味ないんですけどね。
ありす
ダメージは威力が5、怨讐の効果で+2、7点です。
ありす
ニコレッタは疵が抉られているのでさらに+2
サニシャ
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) > 9[5,4]+3 > 12 > 成功
ありす
ダメージが肩代わりされたので看破の効果がなくなって8点に。
[ サニシャ ] HP : 20 → 17
ありす
*窮鼠でもう一回行動。ダイヤの6でさらにニコレッタに怨讐を打ちます
ありす
2d6+3+1>=7 愛 (2D6+3+1>=7) > 5[1,4]+3+1 > 9 > 成功
サニシャ
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) > 6[5,1]+3 > 9 > 成功
[ サニシャ ] HP : 17 → 14
ありす
ペットと戦っているニコレッタをしなる鞭が打ち据えようとする。
サニシャ
鏡は幾度もニコレッタを映す。鞭の手ごたえは確かに伝わるが、痛みは届かない。
ニコレッタ
クローバー5 兇刃でペット2を攻撃します。
ニコレッタ
2d6+3+2>=7 (2D6+3+2>=7) > 5[2,3]+3+2 > 10 > 成功
ニコレッタ
1d6+2+2+2+1+3 (1D6+2+2+2+1+3) > 2[2]+2+2+2+1+3 > 12
[ ペット2 ] HP : 11 → 0
ニコレッタ
「二匹目!残りはおめ~だけだぜ、ありすゥ!!」
ありす
「コインが揃っていようが、真の救世主であるありすに敵うとでも?」
ニコレッタ
「そいつを今から!確かめてやろうってェのさァ」
ニコレッタ
「笑えよ!ありすぅ!!クソガキ様がよォ!!」
サニシャ
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) > 9[5,4]+3 > 12 > 成功
サニシャ
ありがたい……対象はこちらのPT3人で!
サニシャ
1d6+3 (1D6+3) > 1[1]+3 > 4
サニシャ
そうだった! そでは5点をニコさん1,ななせさん1で残りサニシャで!
[ サニシャ ] HP : 14 → 17
[ ニコレッタ ] HP : 17 → 18
[ ななせ ] HP : 14 → 15
サニシャ
「受け身ばかりではいられません。立ち続ける為の力を──!」
サニシャ
一人ずつ順繰りに映すと、今度は失った体力が戻る感覚。
サニシャ
「みなさん頑張りましょう!ここからが本番です!」
ニコレッタ
「おう、あいつは前座どもとはワケが違うからな!」
ななせ
「ん。がんばろ。
ふふ…邪魔者は消えたし……今度こそやってやる…」
ななせ
2d6+3+1>=7 (2D6+3+1>=7) > 9[5,4]+3+1 > 13 > 成功
ななせ
choice[猛毒,衰弱,封印,指切り] (choice[猛毒,衰弱,封印,指切り]) > 指切り
[ ありす ] 指切(な) : 0 → 2
ななせ
カッターを構えてありすに近づいてゆく。
「しね……ッ」
[ ありす ] HP : 21 → 19
ありす
振り回されるカッターナイフから距離を取る。血が滴って絨毯に落ちる。
ありす
「脱がされて惨めにべそをかいていたくせに!」
ななせ
「……!うるさいうるさいうるさい!
さっさとしねよぉ!」
[ ありす ] 水パイプ : 1 → 0
[ ありす ] 指切(な) : 2 → 0
ななせ
2d6+3+1+6>=7 (2D6+3+1+6>=7) > 6[4,2]+3+1+6 > 16 > 成功
GM
精確を入れると3d6>=11で成功に出来るので、悩んでいます
ありす
2d6+3+2>=16 愛 (2D6+3+2>=16) > 9[4,5]+3+2 > 14 > 失敗
ありす
2d6+3+2>=7 愛 (2D6+3+2>=7) > 6[2,4]+3+2 > 11 > 成功
サニシャ
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) > 6[2,4]+3 > 9 > 成功
[ サニシャ ] HP : 17 → 11
ありす
2d6+3+2>=7 愛 (2D6+3+2>=7) > 2[1,1]+3+2 > 7 > 成功
ニコレッタ
(……まだ動ける余裕がありそうなのに、止めやがった。ハ、ありすめ……オレを警戒してやがるな…?)
ニコレッタ
兇刃で殴りかかるので相変わらずおサニに援護をお願いします
ニコレッタ
2d6+3+2>=7 (2D6+3+2>=7) > 7[3,4]+3+2 > 12 > 成功
ニコレッタ
1d6+2+2+2+1+3+3 (1D6+2+2+2+1+3+3) > 5[5]+2+2+2+1+3+3 > 18
GM
凶器1d6+2 兇刃+2 殺意+1 祝福+3 鋭気+3か
[ ありす ] HP : 19 → 2
ニコレッタ
「さァいくぜありすゥ!!オレが本当にニセモノかどうか、てめぇ~で確かめてみなァ!!」
ニコレッタ
おもいっきり右ストレートで顔面をブン殴ります。幼女だって関係ねえ!
ありす
「このありすが、守ってあげなくちゃならないのに……」
ニコレッタ
「ハ!こんな場面で余計な事を考えんじゃねえよ……」
ニコレッタ
「芯は捉えた、痛えだろ、苦しいだろ、顔に出てるぜぇありすぅ。ハ、ハハ!どうだ、生きてるって感じがするだろォが!!」
ニコレッタ
「まァだオマエじゃあ、濡れねえだろうけどなァ~~~!!」
サニシャ
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) > 8[2,6]+3 > 11 > 成功
サニシャ
1d6+4 (1D6+4) > 2[2]+4 > 6
[ サニシャ ] HP : 11 → 17
サニシャ
「……この裁判はその必要がないという証明ですよ」
GM
この手番で裁判終わる可能性もまあまあありますが……果たして
GM
固定値4なので精確入れる意味はあんまりありませんが、心意気ですね
ななせ
2d6+3+1+5>=7 (2D6+3+1+5>=7) > 6[1,5]+3+1+5 > 15 > 成功
[ ありす ] HP : 2 → 0
GM
キャラクターのHPが0になってもすぐ戦闘不能になるわけではありません。
GM
判決表というものを振り、その結果次第で死んだり耐えたりします。
GM
判決表を振ると前科が1上がっていきます。前科が貯まるほど判決表は不利になっていきます。
GM
つまり殴り続けていればどんなキャラでもいつかは倒れます。
ありす
2d6+1-0 判決表(2d6+脅威度-前科) (2D6+1-0) > 6[2,4]+1-0 > 7
ありす
> 6~8 ランダムな能力値で判定し、成功すればHPを1点回復して立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
ありす
choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
ありす
2d6+0>=7 猟奇 (2D6+0>=7) > 6[3,3]+0 > 6 > 失敗
ななせ
「これで……」
「本当に……」
「しんで……ッ」
ありす
鞭が生き物のようにうごめいて、カッターを握る腕を砕こうと迫った。
ななせ
「………ッ!」
ありすの言葉に、一瞬力が緩みかける。
が、腕を止めることはできない。
今更、躊躇うなんてこと、できない。
鞭を避けようと無理やり軌道を変えた切っ先は空を切り、カッターを握る拳が強くありすを叩きつけた。
ありす
生きた人間の子供を殴りつけた生々しい衝撃。
GM
あなた達を取り囲んでいた戦う力を持たぬペットたちの間で、ざわめきが湧き上がる。
ペットたち
「ありす様が……」
「ご主人さまが……」
「負けた……?」