エリー
1d6+2+1 (1D6+2+1) > 4[4]+2+1 > 7
クーレット
1d6+0 行動順(+才覚) (1D6+0) > 4[4]+0 > 4
バスカリオ
1d6+0 (1D6+0) > 5[5]+0 > 5
GM
コマのイニシアティブのところに今出た行動順ダイスの値を入れておくといい感じになります
GM
最初のラウンドだけ指切が入っていることを忘れずに
GM
肉壁の効果により、テニヴァンが倒れるまではバスカリオを狙うことが出来ません。
エリー
*h5 暗器で配下『潜熱のロイエナ』を攻撃します
エリー
2d6+2+1 (2D6+2+1) > 4[2,2]+2+1 > 7
[ 潜熱のロイエナ ] HP : 1 → 0
エリー
裁判が始まるやいなやロイエナへと距離を詰める。
潜熱のロイエナ
いいのかしら……? おねショタ逆転は一定の層から反発があるわよ……?
潜熱のロイエナ
戯言はともかく演出モブで壁を作って阻もうとします。私をお守り!
応援席のギリゴ
あいつ……高いところに登ってどうする気だ?
応援席のタタママク
救世主の中には位置エネルギーを活用して戦うものがいると……
エリー
軽やかな足取りで駆けだすと、そのまま跳ぶ!
エリー
ブワッ、なぜかゆっくりとはためく衣装と共に空中でステッキを取り出すと――
エリー
空中で一回転するようにロイエナへ叩きつけた。
潜熱のロイエナ
(一瞬だけピンクの背景に裸体のカットインが入ってやられる)
クーレット
エリーの優雅さも感じられる一連の動きに、魅入っている。
クーレット
(ぼくにはまだ早いような何かが見えた……)
潜熱のロイエナ
でもアナタでは……バスカリオ様は倒せないわ……
クーレット
「未来なんて誰も、わからないもんですから」
劃策するテニヴァン
2d+3>=7 (2D6+3>=7) > 4[3,1]+3 > 7 > 成功
[ エリー ] HP : 18 → 13
エリー
2d6+2+1 (2D6+2+1) > 3[1,2]+2+1 > 6
バスカリオ
2d6+3>=7 愛 (2D6+3>=7) > 12[6,6]+3 > 15 > 成功
バスカリオ
C(2+2+2) 威力看破衰弱 c(2+2+2) > 6
[ エリー ] HP : 13 → 7
[ 劃策するテニヴァン ] HP : 15 → 19
バスカリオ
白い霧がエリーを包み、不思議な力で生命力を奪います。
バスカリオ
あと、テニヴァンも剣でつついてきます。
エリー
白い霧に包まれると体の力が抜けていく感覚。
劃策するテニヴァン
どうだ!これがトリクルダウンだ!
クーレット
バスカリオが行使する力は、この街を包むものによく似ている。
クーレット
脚がすくんで、まだ一歩も動き出せない。
エリー
白に包まれた視界でテニヴァンの剣を躱し続けることは難しい。
エリー
幾度か体に刃が触れれ、小奇麗な衣服に赤い染みができてゆく。
クーレット
2d6+2>=7 愛 (2D6+2>=7) > 6[5,1]+2 > 8 > 成功
クーレット
1d6+2 回復量+愛 (1D6+2) > 5[5]+2 > 7
[ エリー ] HP : 7 → 14
クーレット
*エリーのHPを7点回復させ、エリーの衰弱を2ラウンド減少させます
クーレット
「おねがいだから、エリーさまだけは……!」
クーレット
蒸発し、庭園を包む白い霧に溶けて消えていく。
クーレット
涙と混じった霧は意思を持つかのようにエリーのいる方へ。
クーレット
バスカリオの力に抵抗するように、今しがたテニヴァンに付けられた傷を覆うように、彼の身体に作用する。
エリー
霧の中、肩で息をする。失った血と体力は大きい。
エリー
自分が助け、裁判に巻き込んだ末裔の名を呟く。
クーレット
「バスカリオさまに末裔がついているように」
クーレット
離れていてもしっかりと聞こえる、強い意志をはらんだ声。
エリー
力強く一歩を踏み出すと霧を抜け出しクーレットの隣へ立つ。
エリー
「そうだ、私も1人で戦うわけではない。2人一緒だったな、クーレット」
クーレット
クーレットも、未だに包丁は手放さない。
エリー
2d6+2+1>=7 (2D6+2+1>=7) > 7[3,4]+2+1 > 10 > 成功
エリー
2d6 (2D6) > 7[4,3] > 7
[ 劃策するテニヴァン ] HP : 19 → 10
GM
(配下は不調を受けず、2点のHP減少に置換します)
劃策するテニヴァン
*必衰をエリーに使います。妨害しますか?
劃策するテニヴァン
2d+3>=7 (2D6+3>=7) > 3[2,1]+3 > 6 > 失敗
エリー
2d6+2+1+5 (2D6+2+1+5) > 12[6,6]+2+1+5 > 20
[ エリー ] HP : 14 → 18
バスカリオ
2d6+3>=20 愛 (2D6+3>=20) > 7[2,5]+3 > 10 > 失敗
クーレット
2d6+1>=7 猟奇 (2D6+1>=7) > 9[4,5]+1 > 10 > 成功
クーレット
1d6 ダメージ算出 (1D6) > 5
[ 劃策するテニヴァン ] HP : 10 → 5
クーレット
速度を乗せた包丁の一突きを、テニヴァンにお見舞いする。
クーレット
彼がバスカリオの味方なら、ぼくたちの敵であることに変わりない。
劃策するテニヴァン
「大人しく支配を受け入れていればいいものをッ」
クーレット
「エリーさまにやったことの、お返しです!」
劃策するテニヴァン
「チッ、ギリゴめ……あいつが仕留め損なっていなければ!」
エリー
「一人ずつ出てきて相手をしようとするからじゃあないのか?」
エリー
クーレットの動きを助けるように間合いを図る。
エリー
「思い切りのいいうごきだったぞ!クーレット!」
クーレット
「ありがとうございます、これもコインのおかげです!」
エリー
2d6+2+1>=7 (2D6+2+1>=7) > 6[1,5]+2+1 > 9 > 成功
エリー
2d6 (2D6) > 10[6,4] > 10
[ 劃策するテニヴァン ] HP : 5 → 0
エリー
「さっきはよくも私を切りつけてくれたな~!」
劃策するテニヴァン
「ここは暴力をやめて一つ……話し合いませんか?」
エリー
「思えば街の時からちくちくねちねちと。陰湿なやつ!」
クーレット
「さっきエリーさまを刺しておいて……?」
エリー
「もう十分話し合ったではないか。それとも今から私の元につくのか?」
エリー
「そこは嘘でも即答しておくべきだと思うぞ!」
劃策するテニヴァン
「やれやれ……もっと楽できると思ったんですけどねえ」
劃策するテニヴァン
「まあ……私の仇はバスカリオ様が取ってくれると信じてますから……ネッ!」
劃策するテニヴァン
戦いながらアイコンタクトをしている。
クーレット
「あ、あやしいですよあいつ!」エリーに。
エリー
アイコンタクトするテニヴァンの頭をフルスイングした!
クーレット
クーレットもそうだそうだと言っています。
劃策するテニヴァン
「ば、バスカリオ様……」リザよろ……
バスカリオ
2d6+3>=7 愛 (2D6+3>=7) > 10[5,5]+3 > 13 > 成功
クーレット
2d6+2>=7 愛 (2D6+2>=7) > 4[2,2]+2 > 6 > 失敗
[ エリー ] HP : 18 → 14
クーレット
伸びるバスカリオの魔の手に抗おうと、エリーに駆け寄るも……
バスカリオ
*窮鼠あるので二回行動できますがしません。
[ エリー ] 衰弱 : 1 → 0
エリー
*ラウンド頭に消えてるはずの衰弱を処理しました
[ クーレット ] 指切り : 1 → -1
[ クーレット ] 指切り : -1 → 0
クーレット
*すいません今指切り減らしました!(効果はラウンド2に消えてます)
エリー
*とうみつ使用 対象エリー って今いけるんですっけ
[ エリー ] HP : 14 → 18
[ バスカリオ ] 衰弱(エ) : 0 → 2
エリー
2d6+2+1>=7 (2D6+2+1>=7) > 6[2,4]+2+1 > 9 > 成功
エリー
2d6+2+2 (2D6+2+2) > 6[1,5]+2+2 > 10
バスカリオ
第二ボタンで1点軽減して9点もらいます。
[ バスカリオ ] HP : 22 → 13
エリー
choice[指切り,猛毒,衰弱,封印] (choice[指切り,猛毒,衰弱,封印]) > 衰弱
エリー
厨房からちょろまかしてきた飴玉と胡椒だよ!
エリー
飴を口に含むと子供の喧嘩のように小瓶をバスカリオへ投擲する。
クーレット
あれは……コックの末裔がぼくにかけてたかもしれないやつ……!
エリー
投げつけたコショウ瓶を目くらましにバスカリオの脇腹へステッキを横なぎに叩き込む。
バスカリオ
肉に食い込んだという感触が不思議とない。
クーレット
遠くから見ても、バスカリオの手応えの無さは感じ取れる。
クーレット
「……もしかして、これが不死身と呼ばれる所以なのでしょうか」
エリー
思っていたのと違う感触に姿勢を整えなおす。
バスカリオ
「私を倒し、白霧街を支配から解き放つのだろう……?」
クーレット
ぼくより場数を踏んでいるエリーさまが疑問に思うんだ、絶対、何か、ある……!
エリー
「なにを、やってみないとわからないだろう!なにせ倒すと決めたんだからな!」
クーレット
「最初から勝てないとわかっていたら、ぼくはここにいません。それだけのことです!」
バスカリオ
3d6+2 回復量 (3D6+2) > 15[4,5,6]+2 > 17
[ エリー ] HP : 18 → 2
[ エリー ] HP : 2 → 1
[ エリー ] HP : 1 → 18
バスカリオ
狂愛はダメージを与える技能なので、防壁を誘発します
クーレット
2d6+2>=7 愛 (2D6+2>=7) > 5[2,3]+2 > 7 > 成功
クーレット
*対象をクーレットに変更してください。
クーレット
*防壁2+偽甲羅1+豪華な衣装1で4点軽減
クーレット
c(17-4) 受けるダメージ c(17-4) > 13
[ クーレット ] HP : 18 → 5
バスカリオ
3d6+2 (3D6+2) > 12[5,4,3]+2 > 14
バスカリオ
14点。エリーがもらうなら看破も乗って16点ですが
[ エリー ] HP : 18 → 2
バスカリオ
あと、うっかり処理を進めてしまいましたが
バスカリオ
クーレットに飛んだ狂愛には報復が可能です
クーレット
*sJ もちろんバスカリオさまに報復!
クーレット
2d6+1>=7 猟奇 (2D6+1>=7) > 12[6,6]+1 > 13 > 成功
[ クーレット ] HP : 5 → 9
クーレット
1d6 報復のダメージ (1D6) > 6
[ バスカリオ ] HP : 13 → 8
エリー
妨害します!報復のダメージに衰弱はのります?
[ バスカリオ ] HP : 8 → 6
エリー
2d6+2+1+5 (2D6+2+1+5) > 10[4,6]+2+1+5 > 18
バスカリオ
2d6+3>=18 愛 (2D6+3>=18) > 7[4,3]+3 > 10 > 失敗
バスカリオ
バスカリオが腕──らしきものを掲げる。
バスカリオ
すると──エリーの周辺の白い霧に、黒いヒビのようなものが入る。
エリー
強がったものの手ごたえのなさに気をとられていて反応が遅れる。
バスカリオ
霧に入った亀裂とともに、エリーの体も引き裂かれていく。
クーレット
その亀裂に、自ら引き裂かれようとエリーを庇う。
エリー
自分を庇って疵を負うクーレットを霧から引き出そうと手を伸ばす。
クーレット
亀裂は分厚いコートを貫通し、偽甲羅までも粉々に砕こうとする。
クーレット
手から、胴体から、脚から、赤い液体が流れ出す。
クーレット
きっといつか食べられる前に、こんな苦しい思いをする。
クーレット
だからこの痛みは、食べられる前の予行練習だ。
クーレット
いつも流す量の、数十倍の涙を流しながら。
バスカリオ
威力で言えば、エリーのステッキによる殴打には及ばないはずだ。
バスカリオ
包丁を握る手には、肉を刺す感触が返る。
クーレット
勝ちたい。あの圧政を終わらせたい。
強い願いが、バスカリオの肉を……
バスカリオ
足元に鮮血が落ちる。エリーのものでもクーレットのものでもない血が。
[ バスカリオ ] HP : 6 → 6
エリー
「……効いている。効いているぞクーレット!」
クーレット
「これで、やっとあなたを刺すことができました」
バスカリオ
バスカリオは確かに傷つき、血を流す救世主だ。
クーレット
確信した。
きっと彼も、血が流れる肉を持つ者だ。
クーレット
久しぶりに肉の味を求め、震える左手をなんとか押さえつけた。
エリー
クーレットの刃は確かにバスカリオの肉体まで届いた。
しかし私のことを庇ったその体は血まみれで、ひどく傷ついている。
バスカリオ
「……私とて、ここで終わる気はない……」
エリー
クーレットへと伸ばした手から広がった茨のようなひび割れはエリーの体からも血を流させていた。
クーレット
2d6 救済回復量 (2D6) > 6[4,2] > 6
[ エリー ] HP : 2 → 7
[ エリー ] HP : 7 → 8
クーレット
涙が止めどなく流れ、霧に溶け、また涙が流れ、溶けていく……
エリー
クーレットの刃が届いた、ということはクーレット自身になにかあるのか……?
エリー
その事実は、流れる血よりや自分の疵よりも強く興味を惹かれるものだ。
クーレット
黒い亀裂を覆い隠すように、蓋をするように。
クーレット
エリーがクーレットの前に出ると同時に、意思持つ霧は救世主を包み込む。
クーレット
これは、あなたのために流す涙。
エリーを信じているからこそ、治癒の力は何倍にも膨れ上がる。
エリー
包み込む温かい霧に、後ろ手でクーレットの手を探す。
クーレット
バスカリオの不死身が解かれつつある。
なら、このまま二人で挑んでいけば……
エリー
2d6+2+1>=7 (2D6+2+1>=7) > 6[3,3]+2+1 > 9 > 成功
エリー
2d6+2+2 (2D6+2+2) > 3[1,2]+2+2 > 7
GM
……と言いたいところですが、不思議な力で酌量は自動的に9になります。
[ バスカリオ ] HP : 6 → 1
[ バスカリオ ] 前科 : 0 → 1
エリー
choice[指切り,猛毒,衰弱,封印] (choice[指切り,猛毒,衰弱,封印]) > 衰弱
エリー
*手番終了前にクーレットにとうみつを使用します
[ エリー ] とうみつ : 1 → 0
GM
バスカリオへの攻撃はやはり雲を殴ったような手応えしかありません。
エリー
クーレットの手ごたえの後ならなにか違うかと思い振るったステッキの感触に怪訝な顔をする。
エリー
「……私の手にはやっぱり手ごたえがないな」
クーレット
「救世主からの攻撃には強いけど、末裔からはそうでもない……とか?」
エリー
詰めた距離を再び離し、バスカリオを伺いながら懐から飴を取り出す。
エリー
「かもしれん。末裔から武器をとりあげていたしな」
クーレット
ぼくの攻撃だけ手応えがあったのは、コインの枚数の差とは考えにくいし……
エリー
そう言いながらクーレットの口に飴をおしこむ。
エリー
「うむうむ。頼りにしているからな。飴を食べて備えるがよい!」
クーレット
「ふぁ、ふぁいふがほひ(合図が欲しい)……」
クーレット
でも、頼られた瞬間そんなのはどうでもよくなった!
[ クーレット ] HP : 9 → 15
クーレット
笑顔のまま歯で飴をガリゴリと砕き、飲み込む。
エリー
2d6+2+1 (2D6+2+1) > 8[2,6]+2+1 > 11
バスカリオ
2d6+3+2>=11 愛 (2D6+3+2>=11) > 9[5,4]+3+2 > 14 > 成功
バスカリオ
1d6+5 回復量 (1D6+5) > 3[3]+5 > 8
バスカリオ
バスカリオに1点、エリーに7点割り振り
クーレット
2d6+2>=7 愛 (2D6+2>=7) > 6[4,2]+2 > 8 > 成功
バスカリオ
7点を軽減した上で肩代わりしてください。
クーレット
*防壁2+偽甲羅1+豪華な衣装1で4点軽減
[ クーレット ] HP : 15 → 12
[ バスカリオ ] HP : 1 → 2
[ バスカリオ ] 衰弱(エ) : 2 → 0
バスカリオ
それは自分には益をもたらし、相手には毒となる。
クーレット
そんな毒を受けることも気にせず、エリーを庇う。
エリー
クーレットと入れ替わるように身を躱す。
クーレットを信頼しているからこそ、バスカリオの攻撃を任せるために。
クーレット
「……!」任されたのだな、と言葉を交わさずともわかる。
クーレット
蹄が庭園の地面に食い込み、倒れまいと身体を支え続ける。
クーレット
2d6 回復量 (2D6) > 10[4,6] > 10
[ エリー ] HP : 8 → 18
クーレット
2d6+1>=7 猟奇 (2D6+1>=7) > 8[3,5]+1 > 9 > 成功
クーレット
1d6 ダメージ算出 (1D6) > 4
[ バスカリオ ] HP : 2 → 0
バスカリオ
2d6+2+1-1 酌量 (2D6+2+1-1) > 8[5,3]+2+1-1 > 10
[ バスカリオ ] HP : 0 → 1
[ バスカリオ ] 前科 : 1 → 2
バスカリオ
霧にひるまないクーレットの一撃が、バスカリオの急所を衝く。
バスカリオ
「私を倒せるつもりでいるのだな、おまえは」
クーレット
「……確かに、あなたの噂を効いたときは、恐ろしかったですよ」
クーレット
「ですが、現にあなたはぼくの攻撃を受けている」
クーレット
「ぼくは包丁が、肉に刺さったのを感じている」
クーレット
「あなたの"不死身"を、乗り越えることができるって、信じているから」
クーレット
「ここまで一緒に戦ってくれる、救世主さまがいるから!」
エリー
クーレットの瞳に映った救世主はステッキを振り、バスカリオを指す。
バスカリオ
「コインの力に酔い、救世主に盲従する末裔……」
クーレット
「あなたから見れば、そうかもしれない」
クーレット
「けれども、ぼくがここまで来たこと、そして、あなたに挑んだことは」
クーレット
「きっと、些細な変化をもたらすはず、です」
クーレット
だから、歯向かったことを無駄にしたくない。
クーレット
血の色で染まった包丁を突き付け、最後まで粘ってみせよう。
エリー
「少なくともお前を倒せば何かが変わるぞ、バスカリオ」
エリー
「そしてクーレットはお前の四天王のように、コインの力に酔っているわけではない」
バスカリオ
「言葉を弄することの、なんと容易いことか……」
バスカリオ
*忘れていましたが、最大HPを-3しておきます
[ バスカリオ ] HP : 1 → 1
バスカリオ
3d6+2 回復量 (3D6+2) > 11[4,4,3]+2 > 13
クーレット
2d6+2>=7 愛 (2D6+2>=7) > 10[5,5]+2 > 12 > 成功
クーレット
*防壁2+偽甲羅1+豪華な衣装1+牽制2で6点軽減
クーレット
c(13-6) c(13-6) > 7
[ クーレット ] HP : 12 → 5
エリー
2d6+2+1+5 (2D6+2+1+5) > 9[4,5]+2+1+5 > 17
バスカリオ
2d6+3+4>=17 愛 (2D6+3+4>=17) > 7[1,6]+3+4 > 14 > 失敗
エリー
2+2+2d6 (2+2+2D6) > 2+2+7[1,6] > 11
[ バスカリオ ] HP : 1 → 0
[ バスカリオ ] HP : 0 → 1
[ バスカリオ ] 前科 : 2 → 3
バスカリオ
2d6+3>=7 愛 (2D6+3>=7) > 7[3,4]+3 > 10 > 成功
バスカリオ
1d6+5 回復量 (1D6+5) > 1[1]+5 > 6
[ バスカリオ ] HP : 1 → 7
バスカリオ
霧に包まれた箇所に亀裂が走り、クーレットが空間ごと切り刻まれます。
クーレット
だが、かろうじて両腕は動かせる。両足を地に付けていられる。
バスカリオ
「まともな裁判の経験のない末裔に……」
エリー
癒す力を持たない以上、傷つくクーレットを自分の手で助けることはできない。
エリー
エリーに今できることは、クーレットのことを信じることだけだ。
クーレット
バスカリオの言う通り、今までクーレットが受けた痛みよりずっと、深く身を抉る。
クーレット
「ぼくはぼくが成し遂げたいと思ったことのために、動くのみです!」
クーレット
2d6+1>=7 猟奇 (2D6+1>=7) > 10[5,5]+1 > 11 > 成功
クーレット
1d6 ダメージ算出 (1D6) > 2
[ バスカリオ ] HP : 7 → 6
クーレット
そんな愚かな代用ウミガメの末裔が、包丁の切っ先を向ける。
エリー
2d6+2+1>=7 (2D6+2+1>=7) > 6[4,2]+2+1 > 9 > 成功
エリー
2d6+2+2 (2D6+2+2) > 3[1,2]+2+2 > 7
[ バスカリオ ] HP : 6 → 1
[ バスカリオ ] 前科 : 3 → 4
エリー
choice[指切り,猛毒,衰弱,封印] (choice[指切り,猛毒,衰弱,封印]) > 封印
[ バスカリオ ] 封印(エ) : 0 → 2
エリー
効果がないように見えても、バスカリオに肉薄するとステッキを振るう。
クーレット
今はエリーの方が傷が浅い。彼を信じ、攻撃を任せる。
エリー
「それで、お前はいつまで耐えられるんだ?もうとっくに不死身ではないことはバレているぞ?」
バスカリオ
凶器はバスカリオの体を叩き、貫くが、深手にはならない。
バスカリオ
しかし、エリーに対処すれば、それはクーレットが一撃を与えるスキになる。
バスカリオ
「ああ。そうだな。私は不死身ではない」
エリー
傷つき血を流すクーレットの前へ立ち、肉薄したまま立ち回る。
離れず、いつでもその身にステッキを振り抜けるように。
バスカリオ
「言うなれば、“不可触”といったところだな」
バスカリオ
「私に触れることはできない。それが私の疵の力、だ……」
エリー
しかしクーレットは触れることができる。
これが、末裔だからなのかそれとも……。
バスカリオ
「それ以上、説明してやる義理はないな!」
[ バスカリオ ] パイプ : 1 → 0
[ バスカリオ ] 封印(エ) : 2 → 0
バスカリオ
2d6+3>=7 愛 (2D6+3>=7) > 10[5,5]+3 > 13 > 成功
バスカリオ
4点回復します。エリーは4点受けておいてください
[ バスカリオ ] HP : 1 → 5
[ エリー ] HP : 18 → 14
エリー
2d6+2+1+6 (2D6+2+1+6) > 8[6,2]+2+1+6 > 17
バスカリオ
2d6+3+4>=17 愛 (2D6+3+4>=17) > 7[5,2]+3+4 > 14 > 失敗
バスカリオ
例によって白い霧によって体を蝕もうとするが、防がれる。
エリー
それでも体に傷が入る。今のクーレットが傷つくよりはよっぽどいい。
クーレット
痛みに顔をしかめながら、救世主の命令に従う。
エリー
傷ついたクーレットが刃を通し、自分の後ろに回れるだけのタイミングを探る。
クーレット
2d6+1>=7 猟奇 (2D6+1>=7) > 3[2,1]+1 > 4 > 失敗
クーレット
隙を見て、凶器を振りかざそうとするも、
クーレット
……体力の消耗が激しい。切っ先を上げることすらままならない。
クーレット
「……はあ、はあ……エリーさま、様子、見させてください」
クーレット
次の一撃はあなたが。傷つく身体が、そう訴えかけていた。
エリー
「クーレットは自分で考えて動けるだろうからな、いつでも来い。合わせてやるぞ」
エリー
2d6+2+1>=7 (2D6+2+1>=7) > 7[1,6]+2+1 > 10 > 成功
エリー
2d6+2+2 (2D6+2+2) > 11[6,5]+2+2 > 15
[ バスカリオ ] HP : 5 → 0
[ バスカリオ ] HP : 0 → 1
[ バスカリオ ] 前科 : 4 → 5
エリー
choice[指切り,猛毒,衰弱,封印] (choice[指切り,猛毒,衰弱,封印]) > 指切り
[ バスカリオ ] 指切り(エ) : 0 → 2
バスカリオ
2d6+3>=7 愛 (2D6+3>=7) > 8[3,5]+3 > 11 > 成功
[ エリー ] HP : 14 → 6
エリー
2d6+2+1+2 (2D6+2+1+2) > 5[4,1]+2+1+2 > 10
バスカリオ
2d6+3>=10 愛 (2D6+3>=10) > 9[3,6]+3 > 12 > 成功
クーレット
2d6+2>=7 愛 (2D6+2>=7) > 7[4,3]+2 > 9 > 成功
クーレット
*対象をクーレットにして1点受けます。
[ クーレット ] HP : 5 → 4
バスカリオ
*吸精の回復先をエリーにしてs7狂愛で4ダメージにします
クーレット
2d6+2>=7 愛 (2D6+2>=7) > 3[1,2]+2 > 5 > 失敗
[ エリー ] HP : 6 → 2
バスカリオ
実は最後の手番になる可能性が結構あるので調子乗っとこうかな
バスカリオ
黒い茨が伸びてきてエリーを拘束して痛めつけます(演出)
クーレット
茨を全て庇おうとするも、その一部しか受けきれない。
クーレット
思い通りに動けない自分と、痛めつけられるエリー。
バスカリオ
「小うるさいハエはここで黙ってもらおう……!」
クーレット
完璧に動けなくても、エリーは悪く言わないだろうが。
クーレット
茨を包丁で切りつけながら、空いた手で茨を引きちぎろうとする。
エリー
体を締め付ける茨によりあちこちから血が流れだす。
クーレット
棘が手に食い込み、流れた液体が庭園に赤いシミを増やす。
バスカリオ
少し引き裂いても茨はとめどなく伸び、エリーの体を這う。
クーレット
「エリーさま、エリーさま! まだ意識はありますか!」
クーレット
呼びかけながら、少しでも茨を払いのけようと奮闘する。
エリー
意識は失っていない。むしろバスカリオを打ち倒そうと力いっぱい暴れ出しかねない。
クーレット
「それこそぼくが信じた、救世主さまです……!」
クーレット
2d6+1>=7 猟奇 (2D6+1>=7) > 3[2,1]+1 > 4 > 失敗
GM
(茨に絞め上げられたままひたすらカメラが遠ざかったり近づいたりして放送時間いっぱいまで引き伸ばされる演出)
エリー
2d6+2+1>=7 (2D6+2+1>=7) > 3[1,2]+2+1 > 6 > 失敗
バスカリオ
2d6+3>=7 愛 (2D6+3>=7) > 5[2,3]+3 > 8 > 成功
バスカリオ
1d6+5 回復 (1D6+5) > 3[3]+5 > 8
[ バスカリオ ] HP : 1 → 9
[ バスカリオ ] 指切り(エ) : 2 → 0
エリー
2d6+2+1+5 (2D6+2+1+5) > 2[1,1]+2+1+5 > 10
バスカリオ
ファンブル表を振るか、逆転するか選びな
[ エリー ] 短慮 : 0 → -1
バスカリオ
2d6+3+2>=15 愛 (2D6+3+2>=15) > 5[2,3]+3+2 > 10 > 失敗
エリー
肌に、肉に、骨に、食い込む茨を気にも留めずに暴れる。
クーレット
「エリーさま! そんなに動いたら、逆に……!」
エリー
「はなせ!はなせはなせはなせ!私はクーレットを助けてお前を倒すと決めたんだぞ!」
エリー
肉が抉れ血が噴き出してもやめようとしない。
クーレット
エリーの強き想いに、ボロボロと涙が溢れ出し。
エリー
後も先も考えず目の前の悪だと断じた救世主を打ち倒すために力を振るう。
クーレット
ぼくと同じように傷ついても、なおも諦めないその姿勢がに。
エリー
余計なことは考えない。ただ今を乗り越えるために力を振るう。
クーレット
ぼくはその心の疵から来る決断力を、素晴らしいものだと感じていたから。
エリー
髪を振り乱し、服を血で紅く染め、目を見開いて。
エリー
2d6+2+1>=7 (2D6+2+1>=7) > 5[3,2]+2+1 > 8 > 成功
[ バスカリオ ] HP : 9 → 1
[ バスカリオ ] HP : 1 → 2
[ バスカリオ ] HP : 2 → 1
クーレット
2d6+1>=7 猟奇 (2D6+1>=7) > 4[1,3]+1 > 5 > 失敗
エリー
*d2,d5,d6,d8,dQ (切り札)
GM
バスカリオの威力ですが、何故か2だと思いこんでいましたが3でした
エリー
2d6+2+1>=7 (2D6+2+1>=7) > 6[3,3]+2+1 > 9 > 成功
エリー
2d6+2 (2D6+2) > 8[6,2]+2 > 10
[ バスカリオ ] 前科 : 5 → 6
エリー
choice[指切り,猛毒,衰弱,封印] (choice[指切り,猛毒,衰弱,封印]) > 衰弱
[ バスカリオ ] 衰弱(エ) : 0 → 2
バスカリオ
*cJ 回復 対象はバスカリオとエリー
エリー
2d6+2+1+3 (2D6+2+1+3) > 3[2,1]+2+1+3 > 9
バスカリオ
2d6+3+3>=9 愛 (2D6+3+3>=9) > 10[5,5]+3+3 > 16 > 成功
バスカリオ
1d6+5 回復量 (1D6+5) > 2[2]+5 > 7
クーレット
2d6+2>=7 愛 (2D6+2>=7) > 9[6,3]+2 > 11 > 成功
クーレット
*対象をクーレットに、防壁2+偽甲羅1+豪華な衣装1で4点軽減
[ バスカリオ ] HP : 1 → 2
[ バスカリオ ] 衰弱(エ) : 2 → 0
[ クーレット ] HP : 4 → 2
バスカリオ
2d6+3>=7 愛 (2D6+3>=7) > 11[6,5]+3 > 14 > 成功
クーレット
2d6+2>=7 愛 (2D6+2>=7) > 7[6,1]+2 > 9 > 成功
クーレット
*対象をクーレットに、4点軽減ですが最低保障の1点は受けます
[ クーレット ] HP : 2 → 1
[ バスカリオ ] HP : 2 → 6
クーレット
2d6+2>=7 愛 (2D6+2>=7) > 5[4,1]+2 > 7 > 成功
クーレット
1d6+2 回復量 (1D6+2) > 3[3]+2 > 5
[ クーレット ] HP : 1 → 6
エリー
2d6+2+1>=7 (2D6+2+1>=7) > 11[5,6]+2+1 > 14 > 成功
エリー
2d6+2 (2D6+2) > 11[6,5]+2 > 13
[ バスカリオ ] HP : 6 → 1
[ バスカリオ ] 前科 : 6 → 7
エリー
choice[指切り,猛毒,衰弱,封印] (choice[指切り,猛毒,衰弱,封印]) > 封印
[ バスカリオ ] 封印(エ) : 0 → 2
エリー
目の前の救世主を打ち倒すことだけを考える。
余計なものをそぎ落とし、その手に握ったステッキはエリーの感情に合わせて形を変える。
クーレット
「……なに、が」そのステッキを見つめる。
エリー
覆う茨を切り払い、断ち切り、打ち落とし、進む。
エリー
苛烈な言葉と共にたどり着いた先の救世主へと、小さな手槍に変化したステッキを刺しこむ。
バスカリオ
串刺しにされながらもバスカリオは笑う。
クーレット
次々と武器が変わり、茨が千切れていく。
一瞬の光景から、エリーの決死の覚悟を感じ取る。
クーレット
ボロボロの身体で、今一度、包丁を強く握り直した。
エリー
2d6+2+1+6 (2D6+2+1+6) > 8[5,3]+2+1+6 > 17
バスカリオ
2d6+3+6>=17 愛 (2D6+3+6>=17) > 9[4,5]+3+6 > 18 > 成功
クーレット
2d6+2>=7 愛 (2D6+2>=7) > 10[5,5]+2 > 12 > 成功
クーレット
*対象をクーレットに、3点を軽減して1点受けます
[ クーレット ] HP : 6 → 5
クーレット
エリーさまが前に進むなら、ぼくも進むまでだ。
バスカリオ
*c6狂愛でエリーに飛ばした4点回復をダメージに。
クーレット
2d6+2>=7 愛 (2D6+2>=7) > 8[4,4]+2 > 10 > 成功
クーレット
*クーレットが受けて4点を軽減して1点ダメージ
エリー
2d6+2+1+3 (2D6+2+1+3) > 7[6,1]+2+1+3 > 13
バスカリオ
2d6+3+5>=13 愛 (2D6+3+5>=13) > 5[1,4]+3+5 > 13 > 成功
エリー
2d6+3 (2D6+3) > 8[3,5]+3 > 11
[ エリー ] HP : 2 → 0
[ エリー ] HP : 0 → 1
バスカリオ
バスカリオの振るう茨も、合わせて鎌のように歪み、エリーと斬り結ぶ。
エリー
クーレットを信じ最低限の茨だけを切り払う。
しかしそれすらも覚束ない。たとえクーレットがどれほど頑張ろうとも、それを上回るだけど茨が襲い掛かる。
エリー
茨が体を貫く感覚。
ただ刺される以上の痛みが傷口から瞬時に伝わった。
クーレット
手を伸ばし、エリーを助けようとする……も、彼女の反応するよりも早く、茨が突き刺さる。
エリー
歯を噛み締め声を漏らしながら痛みに耐える。
クーレット
遅れて反応した身体で、深々と刺さった茨を抜き取ろうとする。
バスカリオ
「私を倒して、なにかを変えるのではないのか」
エリー
口の中は鉄の味しかしない。それが口から零れ落ちる。
クーレット
本心はエリーをこれ以上酷い目に遭わせるな、と訴えている。
しかしぼくたちはテニヴァンを倒し、バスカリオの血肉を抉っている。
クーレット
猟奇を既に犯した身で、猟奇を止めろと言うのはおかしいのでは?
[ バスカリオ ] HP : 1 → 5
クーレット
2d6+1>=7 猟奇 (2D6+1>=7) > 9[5,4]+1 > 10 > 成功
[ エリー ] 前科 : 0 → 1
クーレット
1d6 ダメージ算出 (1D6) > 6
[ バスカリオ ] HP : 5 → 0
バスカリオ
2d6+2+1-7 判決表 (2D6+2+1-7) > 10[4,6]+2+1-7 > 6
バスカリオ
> ランダムな能力値で判定し、成功すればHPを1点回復して立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
バスカリオ
choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
バスカリオ
2d6+3>=7 愛 (2D6+3>=7) > 6[3,3]+3 > 9 > 成功
[ バスカリオ ] HP : 0 → 1
[ バスカリオ ] 前科 : 7 → 8
クーレット
来るがいい、の言葉に応え、地面を蹴り。
クーレット
その軌道は、エリーを貫いた茨の動きとよく似ている。
バスカリオ
「そう簡単に、やられてやるわけにもいかんのでな!」
[ バスカリオ ] 封印(エ) : 2 → 1
エリー
ふらふらと立ち上がる。この程度の傷で救世主は死なない。
エリー
手にしたステッキは元の形にもどっており、エリー自身もまだ次の一歩が踏み出せる状態ではない。
エリー
2d6+1+2+3 (2D6+1+2+3) > 11[5,6]+1+2+3 > 17
バスカリオ
2d6+3+6>=17 愛 (2D6+3+6>=17) > 5[3,2]+3+6 > 14 > 失敗
バスカリオ
どうせ次殴られたら判決表4とか出て終わる気がするし……
クーレット
2d6+2>=7 愛 (2D6+2>=7) > 8[2,6]+2 > 10 > 成功
[ クーレット ] HP : 5 → 4
バスカリオ
*s5 狂愛で吸精の4点回復をダメージにしてエリーに
エリー
2d6+3-1 (2D6+3-1) > 6[1,5]+3-1 > 8
バスカリオ
> ランダムな能力値で判定し、成功すればHPを1点回復して立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
エリー
choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
エリー
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 8[4,4]+2 > 10 > 成功
[ エリー ] HP : 1 → 0
[ エリー ] HP : 0 → 1
[ エリー ] 前科 : 1 → 2
クーレット
2d6+1>=7 猟奇 (2D6+1>=7) > 5[4,1]+1 > 6 > 失敗
クーレット
*心の疵「食べたい」を抉って逆転します。
[ クーレット ] 食べたい : 0 → -1
クーレット
1d6 ダメージ算出 (1D6) > 1
[ バスカリオ ] HP : 1 → 0
バスカリオ
2d6+2+1-8 判決表 (2D6+2+1-8) > 9[3,6]+2+1-8 > 4
クーレット
己の押さえつけていた衝動を、意図的に昂ぶらせる。
クーレット
バスカリオが流した血。
エリーが流した血。
そして、ぼくが流した血。
クーレット
どれもあのとき食べた亡者の肉の噛んだ時に味わった、鉄臭くて、野菜や豆とは違う美味しさ。
クーレット
そう感じた瞬間、もはや目の前の茨の救世主は肉の塊にしか見えていなかった。
クーレット
筋繊維を断ち切るように、包丁を突き刺し、
クーレット
そのまま、包丁を力いっぱい振り下ろす。
クーレット
「エリーさまでは、あなたを倒すことはできないなら」
クーレット
「ぼくだったら、あなたを倒すことができる」
クーレット
茨を包丁で切り落とし、それも口に運ぶ。
バスカリオ
自分の体の一部とも言える茨が、あろうことか食されているのを見ている。
バスカリオ
這う茨の締め付ける力は、もはや強く抱きしめている程度の痛みしかない。
クーレット
「ぼくも、エリーさまも、この街の人も」
クーレット
「誰もあなたを生かそうとはしないでしょう」
クーレット
そもそも、辛抱強いと評される代用ウミガメの末裔が歯向かった事自体、相当な問題だ。
クーレット
首を動かし、味方の救世主に声をかける。
クーレット
「……殺すなら、彼の命をぼくが奪ってもいいでしょうか」
クーレット
では、バスカリオの心臓があると思しき箇所へ。
バスカリオ
かすかなうめき声を漏らして、体を痙攣させる。
バスカリオ
クーレットにしなだれかかるようにして、全身から力を失わせた。
クーレット
初めて、誰かを。それも救世主を殺した。
クーレット
あの圧政を終わらせるには、これしかなかったんだ。
クーレット
……ゆっくりと包丁を抜き、バスカリオの亡骸を庭園に横たわらせる。
エリー
横たわるバスカリオの亡骸をクーレットと二人で見下ろす。
エリー
勝利の歓喜に沸く住民も、慌て逃げ惑う敵兵もいない。
クーレット
住民の預かり知らぬところで、街の支配者が殺された。
クーレット
ぼくと、エリーさまと、バスカリオさまの配下だけが知る事実。
クーレット
「敵の救世主をどうするか……みたいなルールはあるんですか?」
クーレット
このままだと庭園に亡骸を放置することになってしまう。
エリー
「亡骸をどうにかすることもできないことも多いからな。クーレットはしたいことがあるのか?」
クーレット
「バスカリオさまのお肉、食べたいな…………って……でも……」
クーレット
「さっき茨を食べたら、結構身体が満足しちゃって」
クーレット
「それに……」この雰囲気じゃ細やかな祝杯を上げるムードではない。
エリー
(なるほどてっきり埋葬したいと言いだすのかと思ったが……)
エリー
「……救世主の肉がどうかは知らないが、もし持ち歩くのなら加工しないことには難しいぞ」
クーレット
「確かに……」生肉を長期間保存できるような街ではない。
エリー
「胡椒なんかはあったから干し肉ぐらいにはできるかもしれないが」